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遊戯王クロスデュエル 4日でプラチナ3!?脱・初心者への道

1、はじめに

初心者向け攻略記事を書くにあたり、新規データ無課金で攻略を始めたところ、4日でプラチナ3まで上がることができました。パチパチ。

さて、クロスデュエルがリリースして約2ヶ月。最近ではランクマッチでCPUに当たることもかなり減り、ゲーム自体の面白さも徐々に認知されてきたように感じます。有志でYouTubeなどの媒体を使ってクロスデュエルを広めている方々に敬意を表します。

一方、私が新規データでランクマッチを0から始めたところ、まだかなり多くの方がゲームの進め方も分からず、故に勝てず、四苦八苦しているように見受けられました。また、これから始めようという方もまだまだおられると思います。今回は少しでもそういった方々の助けになれるよう、私が4日間でルーキーからプラチナ3まで上がった経験を基に攻略例を書いていきます。

2、ランクマッチを周回するまでの道筋

①初期URを選択

チュートリアル終了後、海馬社長からURカードを1枚貰えます。多分36枚持ってるから1枚くらいくれるんでしょう。
何を選択するかですが、少しでもランクマッチで高い勝率を出したいのであれば、「青眼の白龍」を強く推奨します。このゲームは大変よくバランスが取れており、他の好きなカードを選んでも楽しく遊ぶことは可能です。プレイング次第ではゴールドくらいまでなら上がれるでしょう。ただ、無凸(スキルスロット1)段階での強さという意味でなら、青眼は頭三つくらい抜けています。

②チャレンジデュエルを全てクリアする

ホーム画面右上の3本線からメニューを開くと、「チャレンジデュエル」という項目があります。

ここから行えるチャレンジデュエルを全てクリアすると、全部で800個(11月6日時点)のジェムが貰えます。チュートリアル形式でクリアは簡単な上、ゲームの基本的な情報も学べるので初めにクリアしておきましょう。

③レイドチュートリアルで1枚目のURチケットを入手

このゲームでは初期にURカード確定ガチャチケットを3枚貰えます。その中でも最も最短で入手できるのが、このレイドチュートリアルです。

この「レイドデュエル」を始めて選択すると、自動的にチュートリアルに入ります。終われば無事にURチケットゲットです。

④ガチャを回し、カードを集める

②で手に入れたジェムと、ログインボーナス、ゲーム開始記念の配布ジェムを合わせると、この時点で4000〜5000程度(11月6日時点)のジェムが集まります。これを全て使い、ガチャを回しましょう。これだけ回せばかなりのNカードとRカードを集めることができます。
回すガチャは時期によって異なるでしょうが、ピックアップされているカードをよく見て選ぶことをお勧めします。どのカードを狙えばいいかは後述します。

⑤デッキを組み、採用するスキルを解放して戦闘力3000を目指す

ランクマッチでブロンズ帯やシルバー帯を戦うと、モンスターに何もスキルを付けていない方を多く見ます。これは、「エクゾディアデッキ」でない限り何のメリットもありません。絶対にスキルを付けるようにしたいところです。
とはいえ、スキルの解放には専用のマテリアルが必要になり、これが最初は足りません。その為、最序盤はスキルなしのモンスターも数体はデッキに入れざるを得ませんが、それでも開始記念でそこそこの数を配られるので、更に数戦ランクマッチをすれば、メインデッキ分程度は溜まるはずです。

解放する順序ですが、まずはエースモンスターの固有スキルを解放します。

固有スキルはこちら

エースには右側の覚醒スキルを付けたいところですが、これに必要な覚醒スフィアはまだ持っていないはずです。これは、戦闘力3000達成の報酬で必要分貰えるので、まずは他のカードのスキルを解放して戦闘力3000を目指します。

解放するスキルは、慣れないうちは攻撃力の高いモンスターは攻撃増加、守備力の高いモンスターは守備増加でも良いですが、これでは対応力が低く、あまり強いデッキにはなりません。オススメのスキルを後述しますので参考にしてください。

また、戦闘力は同じスキルでもよりレアリティの高いカードの方が多く上がります。NやRだけでは戦闘力3000はかなり遠いので、初期選択したURの他、URチケットで引いたURや、ガチャで引いたSRのスキルも解放していきます。但し、無闇に解放してもマテリアルが不足するので、優先順位としては、

①エースの固有スキル
②メインデッキに採用するカードの必要スキル
③採用しない高レアリティのカードのスキル

この順番を推奨します。

⑥エースの覚醒スキルを解放する

戦闘力が無事に3000に届けば、ミッション報酬で覚醒スフィアを10個入手できます。これを使ってエースの覚醒スキルを解放しましょう。

こちらが覚醒スキル


覚醒スキルはURしか持たないものであり、SRをエースにするならこの過程は不要です。

また、URの中には覚醒スキルを使わずに使う戦略を持つカードもありますが、それはあくまでも例外です。初心者はまずは、最初に選択したURに覚醒スキルを付けることを推奨します。

⑦ランクマッチを周回し、更にマテリアルやジェムを集めていく

メインデッキのモンスターに一通りスキルを付けることができれば、後はひたすらランクマッチを周回しながら、更に報酬でマテリアルやジェムを集め、ガチャを回し、デッキを強化していきます。目指せ、プラチナ1!

番外 並行してタッグデュエルも進めていく

一般的なソーシャルゲームのスタミナ制度を用いて行うのが、タッグデュエルです。ここでも報酬でジェムを貰えます。歴代アニメのキャラを相手に、各種レベルが3段階あり、全てをクリアすれば初回報酬だけで合計420ジェム貰えます。時間制でスタミナが回復する為、出来るだけ消化していきましょう。

また、選択できるパートナーも増える他、それぞれのレベルアップ報酬でも、レベル2でジェムを50ずつ、合計で700個手に入ります。レベル2にするにはパートナーに設定して何かしらの決闘を一戦すれば良いので、毎試合パートナーを交代して集めましょう。

番外2 足りないマテリアル集めは低レベルレイドの周回でも可能

少々作業感が強い為、好みは分かれそうですが、マテリアルはレイドの周回でも集められます。低レベルであればクリアも簡単なので、こちらで集めることも可能です。

番外3 カードの交換・メダル変換について

2枚以上手に入れたカードの使い道は3つあります。

①スキルスロットの解放
②カードの交換素材
③メダルに変換する

将来的にはレイドの攻略を考えるとスキルスロットの解放にかなりの枚数の同名および同レアリティカードが必要なため、最高効率だけを求めるならばR以上のカード、特にモンスターは交換素材やメダルにするべきではありません。
逆に、魔法や罠はスキルスロットがないため、モンスターより交換素材やメダルにしやすいです。特に、モンスターはNカードが存在しないため、Nの魔法罠はメダルにしてしまって大丈夫です。

ただし、個人的にはメインデッキ分のスキルを揃えるためくらいには、カードをメダルに変換して、そのメダルをマテリアルに交換しても良いのではないかと思っています。私自身、より早くランクマッチ用のデッキを揃えるためにスキルマテリアル(小)を一回、(中)を二回、(大)を一回だけ交換しました。コインにして40枚です。これくらいなら、ランクマッチで得られる報酬ですぐに補完できます。

3、ピックアップガチャで狙いたいカード

【ビッグジョーズ】
今回私が偶然引けたが故にデッキの中核に据えたカード。集中スキルを持つモンスターにステルスを付与することで、容易にダイレクトアタックを決められます。

【セブンスロードウィッチ】
発明持ちを墓地から2体回収するカード。リソースの回復は非常に強力で、更に発明ギミック最強の罠、「ダークリベレイション」を採用できます。

【幻奏の歌姫ソプラノ】
治癒を持つモンスターを墓地から1体回収するカード。治癒というスキルが強力なため、ギミック一式として出張できるようになるこのカードは強力です。

【幻奏の音女アリア】
非常に採用率の高い汎用モンスター。主に初手で出してプライズカードの取得に使う他、敵の攻め手を鈍らせたり、あえて自分にかけてモンスターの足並みを揃え、一斉に攻め込んでライフを取ったりと、使い道があまりにも多いです。

【分断の壁】
唯一無二の逆転カード。全レーンに対して影響を及ぼす数少ないカードでもあります。複数の敵に狙われた時、普通は袋叩きにあって負けるしかないことが多いですが、このカードが有ればひっくり返せることがあります。

【エネミーコントローラー】
敵にしか使えないが、攻撃封じ+守備封じの効果を持つカード。攻撃を防ぐためにもダメージを取るためにも使え、あまりにも汎用性が高いです。

4、無課金サンプルデッキレシピ

【ランクマッチ用】集中青眼

プラチナ3到達時の戦績


こちらは私が実際に4日間でゲーム開始からプラチナ3まで駆け上がったデッキです。最初のガチャで「ビッグジョーズ」を引いたため、スキル「集中」を中心にしたデッキを構築しました。同じSRですが、ドリアードはなくても問題ありません。

このように、青眼デッキの拡張性の高さを活かし、最初に引けたSRに合わせてデッキを組むのが良いです。集中ギミックは強力ですが、あくまでも出張セットです。無ければ無いで別のカードを使えば良いだけのことです。

【ランクマッチ用】発明青眼

仮に「セブンスロードウィッチ」を引けたのなら、こちらの発明ギミック採用型もおすすめ。下級モンスターのステータスが弱体化し、発明のスキルは安定性こそありませんが、ウィッチの回収効果と「ダークリベレイション」が超強力です。

【ランクマッチ用】治癒青眼

「幻奏の歌姫ソプラノ」を引けたなら、治癒ギミックをいかしてこのようなデッキが組めます。こちらは攻撃が失敗しても治癒で逃げ切るプランが取れます。また、ソプラノの回収効果も強力です。

【ランクマッチ用】加速青眼

もし本当にSRを使わないのなら、このように加速ギミックを採用してプライズを積極的に狙うデッキもありです。
ただ、SRカードを1枚も引けていない、ということは通常考えづらいので、適宜入れ替えていくことをおすすめします。(加速ギミックが弱いということではなく、SRには優秀なカードが多いため、まずは試すべきです。)

【タッグデュエル用】青眼

こちらは私が実際に無課金アカウントで使用しているデッキです。パートナーにも同じデッキを持たせて、オートで初代遊戯王のレベル3を周回することが出来ています。他もオートで一発クリアしているので、おそらく問題なく周回できます。

CPUは殆どの魔法や罠を上手く使えません。シンプルな効果を中心に、ステータスとモンスターの数で圧殺しましょう。
(Xヘッドキャノンなど、明らかに上位互換ですが未所持のため不採用のカードがあります。参考程度にしてください。)

5、汎用カードのおすすめスキル

ここでは、どんなデッキでも比較的採用しやすい汎用性の高いカードのおすすめスキルを紹介します。発明デッキにおける発明などは特別なコンセプト故の選択のため、考慮しません。

【青眼の白龍】
①覚醒スキル(エース時)
②固有スキル(非エース時)

【封印されしエクゾディア】
①攻撃支援
②妨害耐性
③破壊耐性

【ガガガマジシャン】
①転生

【幻奏の音女アリア】
①固有スキル

【トリックスターキャンディナ】
①治癒
②固有スキル

【トリックスターナルキッス】
①治癒

【ドリアード】
①固有スキル

【白魔道士ピケル】
①固有スキル

【ベビードラゴン】
①固有スキル

【時の魔術師】
①固有スキル

【ロケット戦士】
①固有スキル
②加速(代用有り)

【岩石の巨兵】
①機雷化
②守備強化

【ブラッドヴォルス】
①貫通
②攻撃増加

【Xヘッドキャノン】
①攻撃弱化

【Yドラゴンヘッド】
①加速

【Zメタルキャタピラー】
①加速

【マッドデーモン】
①呪縛

【ゴゴゴゴーレム】
①機雷化

【EMシルバークロウ】
①攻撃支援

【幻奏の音女カノン】
①破壊耐性

【ビットロン】
①表示耐性
②攻撃弱体

【RAMクラウダー】
①挑発

【トリックスターリリーベル】
①治癒

【久遠の魔術師ミラ】
①封印

【鉄の騎士ギアフリード】
①粉砕
②挑発

【Vタイガージェット】
①加速

11月6日時点では以上です。
攻撃増加など、ステータスを上減させるスキルは弱い、とは言いませんが、ステータス=耐久値のこのゲームでは、たとえ200の差で生き残ったとしても出来ることは少ないです。それならば、明確に役割の持てるスキルを付け、戦略に幅をもたせることを推奨します。

6、初心者にありがちな問題

ここでは、私がゼロからプレイしてみて気付いた点を挙げていきます。ご自身に当てはまらないかどうかチェックしてみてください。

【スキルを付けていない】

ランクマッチで意外と多いのがこのパターンです。モンスターにスキルを付けないくらいなら、例え最初に解放できる攻撃増加でも付けておく方が100倍マシです。
個々のモンスターが弱くなるばかりか、プレイヤーが初心者認定されて袋叩きにあいかねません。モンスターにはスキルを必ず付けましょう。ランクマッチにおける最優先事項です。

【スキルを攻撃増加ばかりにする】

上の内容と少し矛盾するようですが、スキルを付けないよりは攻撃増加でも付けていた方が良いです。ただ、何でもかんでも攻撃増加を付けていても間違いなく初心者認定されます。各カードには本来採用理由があり、「このカード採用してるのに何でこのスキルじゃないの?」「このスキルにするならこっちの方が強いのに」みたいなことを相手に思われると、必然的にカードが揃っていないことを悟られ、これも狙われる原因になります。

【守備表示で攻撃を受ければ破壊されてもダメージを受けないことを知らない】

本当に知らないのかは分かりませんが、明らかに不必要なタイミングで攻撃表示で攻撃を受ける方が多いです。
OCGならある程度はライフで受けてカードアドバンテージを維持するのも手ですが、このゲームは下手をすると治癒一発の200で最終順位が変わるほどにライフ変動に敏感です。可能な限りライフは守りましょう。

【守備力と攻撃力はそれぞれが耐久値】

基本的には守備表示で攻撃を受け止め、その後に攻撃表示にすることでカード1枚のステータスを最大限いかすことができます。もちろん破壊されればそれまでですが、これを意識しているかしていないかで、リソースの残り具合が大きく変わります。

【エクゾディアは基本的に守備表示で出す】

様々な情報源からエクゾディアの強さを知り、採用されている方はランクマッチ序盤でもよく見かけました。ただ、気になったのはその殆どが攻撃表示だった点です。
このゲームは一度場に出したモンスターの表示形式を攻撃から守備に変更することは基本的にできません。また、攻撃表示で攻撃を受ければ戦闘ダメージを受けるリスクがあります。
そのため、壁として有用なエクゾディアは守備表示で召喚するのがセオリーです。

【「青眼の白龍」を全く警戒していない】

青眼は現在、エース・非エース問わず環境に溢れかえっています。その為、相手がモンスターを進行させ、次のターンにこちらに到達する場合、真っ先に次ターンの青眼召喚からこちらの壁モンスターを破壊してくる流れを警戒するべきです。これを全く対策しないでやられたい放題していては、確実にダイレクトアタックを通されて負ける決闘を増やすことになります。

では、具体的にどう対策するのか。方法としてはカード効果に頼る方法もあれば、プレイングでケアすることも可能です。以下に示します。

【破壊耐性を採用する】
最もシンプル且つ直接的な対策方法です。破壊耐性をもつ「幻奏の音女カノン」を採用する理由はここにあります。
また、「シールドハンドラ」も採用率の高いカードです。これらのカードはミラーフォースなどのプライズカードにも対抗できます。

【魔法カードでダイレクトアタックを止める】
青眼で壁モンスターを破壊しても、その後進行してダイレクトアタックを行うモンスターに対して何らかの妨害を行えば、少なくともライフは奪われません。次のターンでそのモンスター及び後続への対応が必要にはなりますが、妨害を行える「攻撃封じ」や「光の護封剣」などは汎用性が高く、青眼対策以外にも使い道が多いです。

【敵をレーン中間地点まで進ませない】
これはプレイング面での対応です。青眼でダイレクトアタックを狙う前提条件として、モンスターがレーン中間地点まで進行している必要があります。そもそもこれを行わせないために、こちらから攻めて先に中間地点まで進行させてしまうという方法です。
ただ、言うは易し行うは難しで、実際には攻め込まれる瞬間もあります。あくまでもリスクを減らす目的であり、別の対策方法も併用するべきです。

【自分の順位や、モンスター、プライズの取得に無関係なタイミングでカードを使ってしまう】

これもよく見ましたが、基本的にカードは自分の順位に影響があるライフ変動が起きそうな時や、戦略上大切なカードを守るために使うべきです。使ったところであまり意味がないタイミングでカードを使うことも、初心者認定されて矛先を向けられる原因になります。カードを使う前には、必ず「使った後はどうなるか」を考えましょう。

7、最後に

このゲームは非常に面白いのですが、勝てるようになるまでが少し難しいのも確かです。「ゲーム自体は面白いのに難しさから敬遠された」という意味では、かつてのカードゲーム「ディメンションゼロ」を思い出します。(知っている方はいるのだろうか)
ただ、初心者故の過ちを改善していけば、逆にかなりの勝率でランクマッチで勝ち上がることも可能です。現状、勝ち方を「知っている人」と「知らない人」の差がかなりある状況だからです。効率よく攻略し、ランクマッチを楽しみましょう!

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