my funny VALENTINE
音楽/Jazz Standard
日本的企業キャンペーンに乗せられた バレンタイン・デイ が過ぎましたな。身内、職場義理チョコ以外に縁のなかった我っちにゃスペシャルな思い出はないんデイ!
My Funny Valentine
1937年、L.Hart (w.) と R.Rodgers (m,) によって誕生した “マイ ファニー ヴァレンタイン” は 今なおスタンダード ナンバーとして時期を択ばず、いつも新鮮。
日本では音楽商売人・秋元某の バレンタイン・キッス とかいうのんが平成以来、二月の定番曲らしいがな。いやはやなんとも。
まずは、王道のシナトラ節で、
Frank Sinatra (vo./1953)
(youtube)
ヴァレンタインは恋人の名前。曲調は暗めですが、ちょこっと見た目は変で可笑しいあなたのこと好いちょるけん、というラブ ソング。ちょこっともチョコとは関係ないようで、
信頼と実績、トランペットの帝王
Miles Davis (tp.) & Red Garland (p.)/1956
(youtube)
マイルスの歌心ある抑えた熱情のペット。 そこに華麗かつブルージーにからむガーランドのピアノはさすがの名演!
トランペッター、ヴォーカリストであるチェット・ベイカーの、さび麗し気な、ささやく歌声も So good taste !
Chet Baker (vo./1954)
(youtube)
Bill Evans (p.) & Jim Hall (gt.)
(youtube)
ピアノとギターの凄素晴らしいインタープレイに満ちたデュオアルバム UNDERCURRENT(1962) からの
My Funny Valentine
このアルバムを聴くとき、壁に掛けた絵が一世紀の時を超えて共鳴するようです。
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