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そもそも税金はそこまで崇高なものなのか

よく“俺たちの税金“を無駄にするなとか、こんなことのために“俺たちの税金“を使うべきじゃない、なんて言葉を聞く。

その度に思うのは、税金はそんなに崇高なものじゃないんじゃないかということ。単純に言い方が気に入らないだけなのかもしれない。そこまで崇め奉るのではなく、”俺たちの税金“でもなく、単純にこの使われ方は不適切だよね、と指摘すればいいだけで、誇張する必要はないんじゃないか。

そもそも税金はそこまで無駄に使われてないのではないか。インフラ整備や社会システムを維持運営するための費用、医療費や公立学校の運営、警察官など治安維持のお金、地域を清潔にするための清掃など必要なお金は多い。いわゆる最低限文化的な生活を送るために必要なお金だ。
個人的な感覚だが、恐らく、95%くらいは適切に運用されていて、5%程度微妙なものがある。この5%に嚙みついているのではないか。

また、税金は払った人のものではなく、支払った以上は行政のものなのではないか。この国を民主主義的な選挙で成り立たせている以上は、納得できないのであれば選挙で正していくしかない。

・・・と思っていたのだが、ちょっと調べたら財務省がキッズコーナーの資料「税金ってなんのためにあるの?」の中で「社会の会費」と言っている。子ども向けにわかりやすく表現しようとした結果ということは理解できないことはないが、「社会の会費」であれば、使われ方にアレコレ言われることは止む無しか・・・。

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