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【案内人さゆりのエッセイ】自分の気持ちに素直になる

どうぞのへやの案内人、かとうさゆりです。【自分の気持ちに素直になる】って、どういうことでしょうか。

「ふつう」「一般的には」「こうしなきゃいけない」「こうあるべき」というものに囚われると自分の気持ちを見失ってしまうことがあります。私は、大学を卒業して、企業に勤めたのちに、25歳のときにフリーランスという生き方を選択しました。

それまでは、「大学に行ったのだからどこかの企業に就職しなければならない。」「置かれた場所でもがき成長し、長年勤めあげなければならない。」という言葉が当然のように社会から投げかけられているように感じ、

何も疑問を抱くことなく、就職活動をし、周りの人と同じ動きをし、人生の先輩の言うことは絶対だと信じようとして、社会人生活を送っていたと思います。

けれど、心は生き生き躍ってはいませんでした。私は決して不真面目ではないはずだし、学び成長することへも意欲的だと思っています。

そんな自分が、その環境に楽しさや充実を見いだせなかった。企業の中でどれだけ成果を上げても、報酬をもらえても、上長から評価を得ても全く心地よい気分にならない自分がいました。

そのような気持ちになったときに、まず、その状態に気がつくことができるか。そして、自分の気持ちを優先して尊重できるか。誰に許可されるのでもなく、自分自身が自分の心の声を大事にする選択をできるのかが、とても大切だと思います。

もし、「ふつう」「一般的には」「こうしなきゃいけない」「こうあるべき」に囚われていたとしたら、自分の心の声に気が付かず、頑張りすぎて、心も身体を酷使してしまうことになるかもしれません。

本当に自分の心の向く先を信じてあげられるのは、自分自身です。それが、【自分の気持ちに素直になる】ということなんじゃないかなと思います。

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