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自然農【冬採りニンジン大成功‼】栽培の決め手は水やりと〇〇処理‼

昨年秋にはじめてトーホク交配の「冬越五寸にんじん 冬王」を種まきしました。カタロク記載通りに、根が地上に伸び上がらず、吸い込み性があり、土で頭部を覆うことなく越冬しました。

【ニンジンを栽培する上での重要ポイント】
1)雑草対策
①太陽熱消毒を種蒔き前に実施
②灯油バーナーで植付け箇所を焼却処理
 畑の場合は太陽熱消毒がお薦めです。間に合わない、地形的に無理などのケースでは植付け用の溝を切り、散水してから灯油バーナーで土の表面を焼くことをお薦めします。
 ニンジンより雑草がはやく発芽しますので、雑草対策は不可欠です。散水するのは熱が伝わり易いからです。焼却することである程度雑草の発芽を抑えることができます。

2)種蒔き後の水遣り
 ニンジンは播種後、芽を切るのに7日ぐらい必要です。どこに植えても芽きりするまでは水遣りが必要です。その後も成長さすため、裂果防止のため適度の水は必要です。

写真のニンジンは昨秋にはじめて休耕田の畦に植えたものです。ニンジンはPHが5.5~7くらいと幅があり、ある程度の酸性にも耐えられようです。無肥料。無農薬で育てましたが問題なく大きく成長しました。


冬越五寸にんじん 冬王(カタログより)
 
根が地上に伸び上がらず吸い込み性が強いので、寒さで根が傷まない越冬性に優れる冬~春どり品種です。寒さに耐えることで熟成され、あまみが増します。タネまきから120日前後で、16cm位のニンジンが収穫でき、その後地中で越冬保存できます。

※地上部の葉っぱは見えても、ニンジンの頭は見えません。吸い込み性のよさにはびっくりです。そのため頭部の傷みや汚れも少ないです。


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