名称の変更について

たまには知性を感じさせる事を書きたいと思います。
皆さん2017年に日本遺伝子学会で「優性遺伝子」が「顕性遺伝子」、「劣性遺伝子」が「潜性遺伝子」という名前に変更になったことをご存知でしょうか?
色々デリケートなこの時代ですので多数派は優れてる、少数派は劣ってる、というイメージはよろしくないですしこの変更は素晴らしい事だと思ってます。
ここからは個人的な意見なんですが名称からマイナスイメージを消すことは非常に大事だと思いますが逆にマイナスイメージを付けるべき存在もあると思うんですよね。
例えば「覚せい剤」
国試過去問によると毎年使用されている方がおりニュース等で依存に悩まされてる人が多いとききます。
ところで皆さんは「覚醒」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
大体の人は窮地に至った主人公が真の力を解放する、そんな印象を持たれてると思うんですよね。
私もそんな展開は大好物ですし今も超〇イヤ人にあこがれてます。
だからみんな「覚醒ってカッコイイ」ってイメージ持ってると思うんですよ。それ故にこの言葉に惹かれて覚醒剤を使ってしまい依存から抜け出せなくなった人がいると私は考えています。
勿論覚醒剤で救われてる人々もたくさんいますがやっぱりこういった代物は医師の言われた用量用法を守って真っ当な服用をするべきです。
だから「覚醒」なんてカッコイイ言葉を使わずに
「アヘアへシャブシャブドラッグ」みたいな名前にすれば乱用する人も減ると思うんですよ。
薬剤師として皆さんにちゃんと薬を利用していただく為にまずはこれを目標にして日々業務をこなしていこうと考えています。


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