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わたしがうつ病を克服した方法 #7


ハーブティーの威力


「いつも何飲んでるの?」
「ハーブティーだよ」
「え~、オシャレ。女子力高いじゃん」
「いや~、それほどでも♡」

ハーブティーと聞くと、こんな会話が交わされる場面が想像できませんか?
ハーブティーが体にいいことは知ってる。けれど、オシャレな女子や健康志向の人たちが飲むもの。
そんな風に感じている方が多いのではないでしょうか?

あるいはハーブティーっておいしくないよね。
なんて思っていらっしゃる方も多いはず。

かく言うわたしも、そんな一人でした。
アロマセラピーの資格を持っていて、ハーブも自分で育てている。
そんなわたしでも、なぜか真剣に向き合ったことがなかったのが、ハーブティーでした。
でもわたしは過去の自分に言いたい!

「なぜ、もっと早く飲まなかったのだ!!」

そう断言できるくらい、ハーブティーには威力があります。

わたしが真剣にハーブティーと向かい合ったのには、のぴっきならない事情がありました。

わたしには生まれついての心臓の病気があります。
WPW症候群という、なにかの拍子に心拍数が跳ね上がり、頻脈発作を起こす病気です。

わたしの場合は突然心拍数が1分間に180くらいになります。
普通の人の心拍数が安静時で80から100といわれているのと比較しても、異常だということはお分かりいただけると思います。

発作が起きると、基本的に何もできません。
起き上がるだけで、貧血を起こして床にうずくまる。その反動で嘔吐を繰り返す。
運良くその嘔吐で迷走神経反射というショック症状を起こせば、頻脈発作は治まりますが、これは本当に死ぬかもレベルで気が遠くなるショック状態にならないと作動しません。
しかもその状態が8時間以上続くというもの。

子供の頃からお付き合いしている病気なので、だいたい一年に一回秋頃に発作があると経験則で思っていたのに、なんと年に4回も発作に見舞われ、最後は1ヶ月に一度、定例で起きますな勢いになったのです。

これには本当に恐怖しました。
しかも毎回寝ている最中に発作が起きるのです。
一番副交感神経が優位になって、休息モードに入っているはずの睡眠中に、超交感神経優位モードの心拍爆上げが来るのです。
しかも決まって午前5時。
もう呪い?な勢いの恐怖でした。

この時に、なんとかしないとまともな日常生活が送れなくなると、かなり必死に解決策を模索しました。
外科的に心臓カテーテルで、問題となる神経を焼き切るカテーテルアブレーションという方法があるのですが、これはわたしには適用不可だとわかっていました。検査の結果、術後にペースメーカーを使って心臓を動かさないとならなくなる確率が90パーセントを越えていたからです。

ではどうするか?

自分の子供の頃からの体感で、心臓発作が起こるときは、必ずその前数日間、全く眠れないか、眠れても浅い眠りで何度も起きる途中覚醒があることは自覚していました。

少し前にも書いたとおり、心拍数が上昇するのは、交感神経が優位になったとき。
交感神経が優位になるのは、いわゆる戦闘時。
筋肉に最大限酸素と栄養を届けて、最大出力で敵に立ち向かうために、心拍が早くなるのです。

それが寝ているときに起こるなんてのは、完全なる自律神経失調の極み。
ならば、自律神経を整える方策をとらなければならないのではないか。

そんな風に思いが動き始めていたときでした。
以前から名前は知っていたとある女性をインスタグラムで発見したのです。

その人の名は「小早川愛」

知っておられる方もいるのではないでしょうか?
マツコの知らない世界で「食べるハーブの世界」を、なんなのこの人ww
とちょっと笑っちゃうくらいの熱量で語っていた女性です。
マツコさんに、「あなた、常軌をいっしているわよ」って言われるくらいのある意味ヤバイ、ハーブ愛にあふれているハーブコンシェルジュさんなのです。

その愛さんが、ちょうどインスタライブをやっているところだったのです。
その日のテーマが「ハーブティーで体質改善」

ハーブやアロマは好きでも、それほどハーブティーに触れてこなかったわたしとしては、そこまで内容に期待をもって見始めたわけではありませんでした。
あ、あの愛さんがインスタにいる!と野次馬半分で視聴を始めただけだったのです。

でも、これこそ神様がわたしを導いてくれた瞬間だったのだと思うのです。
寝ている間に戦闘態勢に入るトンデモ体をなんとかしなければ!と必死になり、最大出力にしていた健康レーダーが反応した瞬間だったこと。
好きだなと思っていた愛さんの、ちょうどインスタを始めたよというお知らせが目に飛び込んできたこと。
このインスタライブを見たことが、わたしの体を劇的に変化させるきっかけになったのです。
まさに大激変!!

愛さんのオススメレシピを実行したところ、熟睡は毎日3時間が限界だったところが、突然6時間ノンストップで眠れるようになったのです。
眠れるということは、本当にこんなにすばらしいことだったんだ!と感動の涙を流しそうになるくらい、翌朝の爽快感は20年ぶりのものでした。
体のどこかしらが痛くて目が覚める日々だったのに、起きたときにどこも痛くない。
お昼寝をしなければ、午後の活動がつらくて仕方がなかったはずなのに、夕方まで苦もなく働き続けられる。
そうなると、次第に気持ちにも余裕が出てきて、「わたしなんて…」と心の中で卑下していた自分に対して、「もっと行けるんじゃないの、わたし」と自信めいたものまで出てくる。

そうです。うつ病患者ではなくなった瞬間だったのです。
辛い過去という鎖が足から外れ、明るい未来があるはずだと、今現在をしっかりと見つめて立てる自分になれたのです。

そんな愛さんのインスタライブで聞いたこと。
わたしが実行して劇的ビフォーアフターを体感した内容を知りたいですよね?

それは次の回に詳しく載せたいと思います。


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