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小さな「気づき」#19~楽しい雑談とは~

年末年始、親戚の集まりの雑談の中で少し感じたことがあるので綴ってみようと思う。

会話の中で、心地が良い人とそうでない人がいるのはなぜだろうとふっと疑問を感じた。

その心地よくない人が嫌いというわけではない。
ただ、なんとなく違和感というか、引っかかるものがあるのだ。

その正体が少し見えてきた。


それは「価値観をおしつけてくる」人だった。



子どものころは、私自身何でも白黒はっきりさせたい性格で、いわゆるグレーゾーンが苦手だった。そして、謎の自信があり自分の意見が正しいと思って会話をしていた。(イヤな奴だ…)

しかし、皆が皆すべてにおいて同じ意見になる事など決してないし、いつも自分が正しいなんてありえない。

お互いが気分よく、心地よく過ごすためには会話のグレーゾーンを広くしておく必要がある。

答えがAorBであれば、お互いを理解することは難しいが、
A~Bのグレーゾーンを受け入れる度量の広さが大切で、
年齢とともにその幅がだんだんと広くなってきたと感じる。

お互いの意見を受け入れて、意気投合できるところを探りながら掘り当てていくことが会話の楽しさだと思うのだ。
トレジャーハンターのように(笑)

そして楽しい会話の内容は意外と覚えていない。
別れた時に「あースッキリした、楽しかった~」と後味が良いこと。
これが私にとっての楽しい雑談なのだ。




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