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小さな「気づき」#36~頑張る人間関係は結局続かない~

4月1日、久々にパートの女性が1名入社した。
久々に迎え入れた人材だったので、とても楽しみにしていた。
面接の時は「とてもおとなしそうで、素直な女性」という雰囲気だった。

そして入社3日目…
突然涙を流しながら、「今日は帰らせてください…」と申し出があった。

何が起こったのかわからず周囲は唖然としていた。

それから休みが2日続いたので、LINEでなだめすかし、何とか
翌週には復帰した。

「この仕事は難しいです…」と言うので、できそうな仕事を探して準備した。
「この部屋で仕事をすると緊張してしまうんです…」と言うので、別の部屋に彼女のデスクを用意した。

しかし、先週末にLINEで「会社へ行くのが辛いので辞めさせてください」と連絡があった。


会社としても久々の人材ということで、彼女が気持ちよく仕事ができるよう配慮したつもりだ。

しかし、早退した日に会社側でも「うちではちょっと難しいかもしれない」と感じていた。
うちは製造業のため、男性社員が中心だ。
きっと肌が合わなかったのだろうを思う。

仕事を続けてもらうために、こまめにLINEを送り、彼女の気持ちに配慮したつもりだったが、「ちょっとした違和感」つまり、「きっと続かないだろう」と感じたのは間違いではなかった。

「肌感覚」というのか、彼女は職場に馴染んでいなかった。

結局、頑張ってあれこれしても「頑張っている」段階で相手との関係はフラットではなく、その関係は長く続かない。

これは会社における採用だけではなく、友人関係も同じだと思う。
仲良くなりたいから「頑張ろう」と意気込んで仲良くなっても、結局無理してることと同義であり、続かないのだ。

GW中に、「頑張っている友人関係」についてのんびり考えてみようと思う。



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