人生初の大きな過ち
こんにちは~。
今日は私が中学時代にやらかした過ちについてお話ししようと思います。
個人的にはこの時の過ちがのちに人生に結構な影響を与えたと思っています。
そもそものきっかけは中学3年の2学期に不登校になったことから始まりました。
不登校になった理由は前の記事に詳しく書いてるのでそちらを読んでいただければと思いますが、一言で言えば燃え尽き症候群になって学校に行く気力が無くなっていました。
学校には行きたくない、けど家に居場所もないという状況で漠然と孤独を感じていました。
両親ともあまり会話をしない、そもそも両親が毎日喧嘩をしてて私はむしろ蚊帳の外のような状態で、誰でもいいから私の話を聞いてほしいとすら思っていました。
そんな時、たまたまネットサーフィンをしていたらとあるサイトのチャットを見つけたんです。
そこでなんとなくそのチャットに入ってみたら、顔も本名も知らない人達が雑談で盛り上がっていて、私は瞬時に「ここだ!」と思いその話の輪に入れてもらいました。
その時は短時間でそこのチャットを退出しましたが、とても楽しかったことを今でも覚えています。
顔も名前も知らない人と話す事で自分の孤独感が紛れ、ここが自分の居場所だと感じるようになったのです。
そこからどんどんネットの世界にのめり込んでいき、気づけば夜通しチャットで誰かと話したり、Skypeで知らない人と通話したり、果ては自分でホームページを作ったりと1日の大半をネットの中で過ごすようになりました。
そんな折、私はチャットの中の1人に恋をしました。
多分人生初めての恋だったと思います。
相手の名前も顔も本当かどうか分からないのに恋だなんてって感じるかもしれませんが、当時の私は本当にその方が大好きで、今までネットを軸に1日が回っていましたが、気づけばその方を中心に1日が回るようになりました。
最初から最後までお会いしたことは無かったので、本当の情報かどうかは分かりませんがお相手は他県に住む年上の方でした。
最初はチャットだけでお話ししてましたが、段々仲良くなっていきメールアドレスを交換して直接メールしたり、Skypeでお話ししたりとすごく楽しい日々を送っていました。
毎日通話してその日あったことを話したり、しょーもない話をしたり、時には真面目な話をしたり。
気づけば通話時間も日を跨ぐ時が増えていきました。
その時は本当に「中学を卒業したら相手の地元に行って付き合いたい」とすら思っていました。
ですがそんな生活も長くは続かず。
知り合ってから半年後にお相手の事情により関係が終わってしまったのです。
「この関係を終わらせよう」って言われた時は本当にショックで、どうにかして関係を続けたかったですがそうもいかず。最終的にはフェードアウトする形で完全に関係が終わりました。
そこからしばらくはネットからも離れ無気力な生活に戻りましたが、やはり誰かと話したり恋愛をしたりした時の楽しさが忘れらずまたネットの世界に舞い戻ったのです。
そしてその後知り合った方と仲良くなり、これまた他県の方でしたがそこまで遠くもなかったので実際にお会いする事にしたんです。
ネットの世界に没頭していた私は、実際に会う事へのハードルが下がり危機感や警戒心をまるで持たず、何も考えず会ったのが間違いでした。
そしてそこで人生の初めてを奪われました。
本当に軽率な行動でした。
行為をしてる最中は正直初めての事過ぎて何が何だかといった感じでしたが、家に帰ってふと冷静になった時に私はとんでもない間違いを犯したんだと気づき途端に怖くなりました。
当時の私は未成年でしたし、部活を引退して日も浅く化粧や服装なども年相応のものだったので、まさか初めて会った成人男性に流され無理やり犯されるなんて微塵も思ってなかったです。
世の中には色んな癖の人が居てそういう危険性なんかも何も考えず本当に馬鹿なことをしたと思います。
ですがこんな話を親に出来るわけもなく、むしろその日家に帰ったら母親の機嫌が悪く久々にタコ殴りにされ、こんな親に話すなんて到底無理だと悟りました。
後にも先にもこの日ほど自分がボロ雑巾のように感じた日はないと思います。
しばらくすれば忘れれると思いそこから数日は何もなかったように振る舞っていましたが、結局1人で抱え込めずしばらく経った日に久しぶりに学校に行き、部活の顧問だった先生に全てを話しました。
担任じゃないのかと思われそうですが、私に取ってこの先生なら話せると直感で感じたのが部活の顧問の先生でした。
最初は割とポップな感じで「先生聞いて下さいよ~この前~」といった感じで話そうとしましたが、話せば話すほどその時の描写が思い出されて気付けばぼろぼろ泣いてました。
それまで学校で泣いた事は私が大馬鹿な言動をして顧問の先生に叱られた時の1回だけで基本的に泣き虫とは程遠い性格をしていましたが、その話をした時は途中で自分が何を言ってるかも分からなくなるくらい泣きながら話した事を覚えています。
顧問の先生は私の担任の先生では無かったので、大人になった今考えると迷惑な事をしたと感じますが親身に対応してくれて、結果として父親の耳にも入る事になりました。
父を学校に呼んだのが夜の18時を超えてた頃だと思いますが、父は校長と面談をし私は別室で待ってました。その時に遅くなるからと顧問の先生と食べたお弁当は今でも忘れられないです。
顧問の先生は私が学校に来なくなった事や今回の事など深くは聞かずただそばに居てくれました。
ここまで書いてると普段から優しい顧問かと思われる方もいるかもしれませんが、普段はもうめちゃくちゃ怖い顧問で、部活をしていた時はプレーの事からマナーの事から何から何まで怒られ過ぎて正直嫌いになるまでありました。でもどれだけ私が不貞腐れようと容赦しない顧問の厳しさが少しずつ私の中で大切な物を築いてくれたんだと思います。故に私の中ではめちゃくちゃ大きな存在で。
この事案があった時1番寄り添ってくれたのは親でもなく担任でもなく顧問の先生でした。
何も言わずとも私の気持ちを察してくれてただそばに寄り添ってくれる、その優しさにとても救われました。
自分の軽率過ぎる行動で大人に傷つけられ、でも助けてくれるのもこれまた大人で。
その時に自分がいかに未熟でちっぽけな人間かを再認識しました。
この事から、もっと自立した人間になりたいと思い後の高校の進路にも影響することになります。
なので次は高校に進学するまでのことをお話ししたいと思います。
昨今ネットの普及により実際の素性が分からないままオフ会やマッチングアプリ等で会う方も居ると思います。
その行為自体を否定するつもりはないですが、私のような軽率な行動により消えない履歴とキズを負ってしまう場合もあるので、実際に誰かと会う時は相手を信用し過ぎず自分を守りながら行動していただければと思います。
ではでは
お読みいただきありがとうございます。
また次回の記事で~
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