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独身アラフィフ女がマンション買うまで3:なぜ買うのか

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今のアパートの部屋に、一切文句はない。
ここに引っ越す前、かなり期間をかけて探したからほぼ完璧なのだ。

つまり私には物件を選ぶ目がありそうな気がする。
過去の私に頼るべく、ここを探す時にどんなことを条件に探したのか、思い出してみた。

1.駐車場
これは敷地内かどうかではなく、
1)平地であること
2)2台分あること
が条件だった。
MT車のため、前の駐車場は傾斜があり不安だったので、フラットなところを探した。
そして、当時は友達がよく泊まりに来ていたので車が2台置けると便利だった。
今はお互いに年をとり、コロナを経てお泊まりも少なくなった。
この条件はもう削除していい。

2.収納
家具をほとんど持っていないので、収納スペースがあることが条件だった。
思い返してみると、今のアパートはWICが決め手だったといってもいい。
これはできれば購入する物件にも求めたいけど、迷っている2つのどちらにも満足できない。
これが「理想が全てかなうわけではない」と感じている要因だと気がついた。
でもそういう意味では検討中の物件は同点だ。

3.通勤しやすさ
基本的に車通勤なので、通勤ルート内にいくつ渋滞ポイントがあるか、幹線道路へのでやすさが重要だった。

4.周辺環境
通勤途中のスーパーで買い物をするので、自宅の近くにスーパーは必要ない。
私が気にした環境は、線路と踏み切りの音だった。
前のアパートは駅の近くで多くの電車が通り、線路のガタガタや通過音が気になった。
天気によっては踏み切りの音もかなり近くに聞こえて、次は線路から離れようと決めた。
今のアパートは線路から離れている。
でも失敗だったのは、すぐそばに救急車と消防車の待機場所があり、そこそこの頻度でサイレンが聞こえがちなことだ。
なので次はこの点もチェック項目にいれ、さらには大きな病院が近すぎないことも考慮したいと考えている。

5.家賃
家賃はもちろん安い方が嬉しい。
でも安い物件には「安い物件を求める」人が暮らしている。
公共スペースの使い方や生活騒音など、気になることがあっても「でもここ安いから」と我慢しなくてはならない。
だから「ほどほど」のところを探して、今のアパートにした。
候補物件は高級マンションではないけれど、決して安くない。

振り返りながら、頭が整理されてくる。
これらの条件を踏まえた「譲れないもの」と、「賃貸ではない、購入物件ならではの何か」とは一体なんなのかを、たくさんのカードの中から抽出することになるだろう。

ところがここで、私が全く考慮にいれていなかった「第3の条件」が気になりはじめた。


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