立派な社会貢献である介護の仕事(2記事目)

多くの人と関わりが持てることは、介護職のやりがいの一つです。
利用者と職員という関係であるとはいえ、親身になって身の回りの世話をしてくれる職員に対して邪険な態度は取れないものです。
職員として勤めている人は、様々な経験をしてきた利用者と話す機会に恵まれ、その中で仲良くなり、信頼関係も深まっていきます。
そのため、自身が経験したことがない話等を聞く機会も多くなり、自然と社会経験が豊富になれます。

また、直接的に人の役に立てる職業であることも、介護職のやりがいにつながります。
多くある職業の中でも、人の役に立てると実感できる職業は多くはありません。
例えば警察・消防といった職業も、事件や火災、人命救助など、一番わかりやすく人のために働いている職業といえます。

通常の会社は会社の利益を一番に考え、仕事を行うものです。
しかし、働いているサラリーマンの方も、直接でなくとも間接的には最終的に他人のためになっているものですが、仕事をしながらその実感はもてないこともあります。
そういった中で、介護職は利用者と接する機会が多いため人から感謝される場面が増え、実感もわきやすい職業です。
また、超高齢者社会の中で介護職として働くことが、社会貢献の一部にもなっています。
昨今、老老介護によって必要な介護が不十分になり、介護できない状態になってしまうことが話題となっています。
家族間で介護をするにしても、仕事として介護をするにしても、介護というのは体力がかなり必要なことであり、それを提供するというのは立派な社会貢献です。