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エノアちゃんと見るクライマキナはなまる感想会

(ネタバレ注意!)

まず初めに。

クライマキナ、ありがとう。

今日この日まで、泣かないと決めていました。

クライマキナのためにすべての感情を殺して死んだように生きていた私だが、実をいうと一抹の不安があった。それは、このゲームがもし納得ができなかったらどうしようということはなまる。

でも、そんな不安は杞憂だった。最後のあのエノアちゃんの笑顔を見た瞬間。これまでの仲間たちとクライマキナに費やした時間が報われたように感じた。

今これを書いている最中も耳元で「エノアのはなまるASMR」が無限にループして流れているが、やはりエノアちゃんはすごい。私のことをいっぱい褒めてくれる。思えば、あの第二神機エクレシアが襲い掛かってきたときからずっとそうだ。はなまるな彼女は私の全てを肯定してくれるからこそ、辛い戦いも乗り切れたと確信する。

あ、いまドラマCD「箱庭のひととき」が流れ始めた。エノアちゃんが私を導いてくれてる。やばい。よしよしされてる。

アッ!!!エノアチャンダ!!!コンニチワ!!!

そう、エノアちゃんがよしよししているのはおれではない。一体何なんだお前は。エノアとレーベンがエデンを共に生きている中で満面の笑みを浮かべている怪物。それが俺だ。

いい加減このゲームの感想を書いていくと、やっぱりストーリー面は本当に良かった。起承転転転結っていう感じで展開が大きく変わっていくのは先が読めなくてやっていてワクワクできたと感じる。

ゲーム性も通常難易度は結構ハードルは高めなところが歯ごたえがあってよかったと思う。ただレベル差がシナリオだけだと結構出てしまうので、敵の火力が一撃死ばかりなことから、後半は自立型の眷属機に攻撃を任せて俺はステージを反時計回りに15分間くらいぐるぐるしているだけの時も多々あった。そうしたバランスの面での部分は多少気になったが、やはり目玉の眷属機カスタマイズやランダム性のあるドロップはなかなか楽しめる要素としてできていたと思える。途中、ムービースキップができなくて死ぬたびに会話スキップボタンを押して歯がゆい思いをしていたが、後から確認したら設定から変えられたらしい。

あとは世界観とデザインの相性がとにかく良い!ケルビムの異形感とキャラクター立ち絵の美しさと言ったら、自宅に「はなまるBOX」税込み13940円が届いたあの日、その美しさだけで元を取ったと確信をしたほどだ。

ここからは、エノアちゃんの好きなシーンをランキング形式で語っていこうと思う。

第五位 幽霊におびえるエノアちゃん

機械なのになんで幽霊が怖いのか。イデアコードの影響なのかもしれないが、
ただただかわいいからよし。

第四位 同情してくれるエノアちゃん

どんなに終わってる人間でも優しく包み込んでくれるエノアちゃん。はなまる。

第三位 うれしくて敬語が出ちゃうエノアちゃん

他の命を奪ってでも幸福になっていいのだろうかという葛藤と、レーベンの気持ちに思わず敬語が出ちゃう最高にかわいいシーン。

第二位 自分の心のままに生きるエノアちゃん

機械としての在り方にこだわっていたエノアが「生きていく」ことを語りながらレーベンに対する想いを語る本当に大好きなシーン。

第一位 ■■■■■■■、■■■■■■■。

ア!!!!ア!!!!もうほんとに泣きました。人間に憧れた二人の機械が、生身の体で花畑を歩く。こうしてエノアの夢は叶い。エノアの笑顔がレーベンの夢を叶える。本作の主題である「生きる」というテーマに対して、人間でなくても、正しくなくても、生きていたいから抗うという物語は本当にきれいで、この作品をプレイできてよかったなと思います。


特別賞 エノアちゃんの自然な反応

会話の中でちょくちょく人間臭い反応をするのが、かわいかった。



THANK YOU FOR HANAMARU



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