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産みの苦しみ、あとの喜び

先日、インストラクターさんに向けての勉強会講師をしました。完全にオリジナルの内容での開催は
今回が初めてで、「何を伝えたいか」「何を持って帰ってもらいたいか」
ここに全力投球して、話す内容、順番、必要なスライドを作成。勉強会開始の30分前まで調整と確認をして臨みました。

実は私、何もないところから形にしていくのが、
めちゃくちゃ苦手なのです。

私は、長年保育をしてきましたが、
先輩の真似をするのが得意で、先輩がしている進行や保育を見て学び、真似してやってみて、アレンジしていく。この流れが主流でした。

この形は、私の得意なので、何回かやって身体が覚えれば、だんだんアレンジへの時間も短くなり、自分も楽しくなって、どんどん発想が広がる。

しかし、今回は私がもっとも苦手とするなにもないところからのスタート。
頭を抱えました。
なんどもスライドと向き合い、書き出し、
順番を入れ替えては、話の流れが思いつかず、
中断。かと思ったら、作ったハズの1ページがどこへ行った?とか、そんな設定してないのに、
勝手に文字が動く設定になってるやん…など、
何度も繰り返して、ギリギリの滑り込みで
完成させました!!


すると、どうでしょう。
勉強会の感想は、それぞれの気づきや学びと
ともに
参加者さんのほとんどが

「みぃてぃん(西村さん)がすごく楽しそうだったから、それだけで私もすごく楽しい学びの時間になりました」

とおっしゃってくれました。

私自身は、途中操作ミスとかもあり、
てんやわんやしていたので、
頭の中はバタバタしてたのですが。笑

作り上げるまで、本当に投げ出したくなったし、
「もういやだーーー」と、パソコンの前で
何度も突っ伏しました。

でも、全部自分が作ってるので、
操作ミスも口頭で繋いでカバー。
終わって、みなさんの感想を聞いたとき
まさかの、私の話が一番最初に出るという驚きと喜びの決末がありました。

本当にしんどかったし、
めんどくさくもなったし
逃げだしたくもなったけれど、

私が大切にしてるもの、大切にしたいことを
一生懸命今できる全力で伝えたから、
みんなが、楽しんで気づきを持って帰ってもらえました。そして、私もたくさんの笑顔と気づきと学びを得ました。
めちゃくちゃ楽しくて、またやりたい!
と今は思っています。


この感覚、子育ても一緒だなと思ったのです。
子育ても、お腹を痛めて産んだかと思ったら、
体にむち打って、体力、精神力つかって、

もうやだ、できない。
寝たくても寝れないし
逃げ出したい、投げ出したい!
そう思うこと何度もあります。

でも、その度に、涙を拭って
わが子と向き合う!
母の想いをさまざまな形にして
伝え続ける!

そうすることで、
我が子の笑顔に出会えて
嬉しかったり
癒やされたり
ほっとしたりして、
また頑張ろ!と思えました。

その時に、母としてまた一皮むけたと
思うこともあります。
そして、また我が子を抱きしめる。。。

【本気で向き合えば、思いは伝わる】

これは、どんなときでも
同じだなと。

これを忘れずに
仕事も子育ても楽しんでいきたい!
私はそう思うし、そう思う仲間とこれから出会えるのを楽しみにしています☆




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