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読書メモ まとめ2 まんがでわかる 7つの習慣

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まんがでわかる 7つの習慣 フランクリン・コヴィー・ジャパンさん監修
小山鹿梨子さん漫画

主体的に生きる。
これを考えだしたのは、大人になってから、
それもだいぶ年を重ねてからでした。

昔の自分に今の私が声をかけるとするならば、
人の言うことを間に受けず、本を読んだり、いろんな意見をもっとたくさん聞いて、自分の頭で物事を考えるように!
という所でしょうか。

もしも今、人に流されて生きている10代〜20代の子が読んでくれているならば、このことを少しでも考えて生きてくれるといいなぁ
と思う次第であります!


■些細な選択であれ、主体的に行動する

亡くなったお父さんのお店のバーを再開させるという夢を持つ歩は、
ある日、マスターの正木と常連客でレストランのオーナーをしている八神が話しているのを聞いてしまいます。

正木は、
正直先が楽しみかと言われると難しいかも知れませんと八神に言い、
八神も、夢なんて言ってるけど、何も考えてなさそうだと言っていました。

どよーんとする歩。
そんな時、常連客になった一条(詳しくはまとめ1に出てます)が、
部下の三村を連れて現れます。

八神を三村に紹介する一条。
三村は若くして成功した八神を本気で羨ましがり、お店のこと教えてください!と一条が席を外すと目を輝かせて語ります。

こんな小さい仕事したって何にもならない
俺もどうせなら八神さんみたいに大きなことがしたいんです。と言います。

君はどうして今日この店に来たの?と八神に問われ、
上司との飲みなんて命令されたからついてきただけと一言。

つまり、主体的な意図はゼロ と・・・
三村は、本当なら帰ってゲームしたいしと続けます。

君、本当にそんなことで成功するつもりなの?と八神は疑問を投げかけます。

俺はやるときはやりますよ
ただ今の会社で本気出しても・・・と三村の言い訳が続きます。

君は何でも受け身なんだね
ただ状況に流されて行動しているだけじゃないか
上司がやれと言ったらやる
やるなと言ったらやらない
「明日から会社に来なくていい」と言われたら辞めるのかい?

自分の力が発揮できないことを環境や状況のせいにするのはただのわがまま
それじゃあ何もしませんと言っているのと同じだと八神は言います。

与えられた環境でどう振る舞うかでしか人間は前に進むことはできないのに・・・。

そして八神は、言われるままに振る舞うのではいつまで経っても自分らしい人生なんか引き寄せることはできないし、どんな些細なことでに
自分で選ぶことを意識しないとね。と三村に助言するのでした。


胸に沁みますね。
私たち現代人は色んなものに受け身で生きることに慣れすぎてしまっています。
寝転がってなんかつまんないな〜と言いながら、スマホを開き、サブスク見たり、流れてくる情報を見て、一喜一憂したりしています。

これだけ与えられた環境にいるとやる気がなくなるのも仕方がないと思う反面、これだけ与えられているのだから、もっといろんなことができるという風に考えることが大切なのかもしれません。

一条と三村が帰った後、
浮かない顔で八神に話しかける歩。
私、見込みないですか?と

君は頑張っていると思うけど、
マスターから何を学びたいんだ?何を学ぶためにここにいるんだ?
と厳しい言葉を言う八神。

正木も歩に言います。
君はお父さんのバーを再現したいと言っているけど
君自身が作りたいお店はないの?

店作りは店主の価値観そのものだから、
人から教わったものに正解なんてないという八神。

高望みしても得られるものはない
手が届かないものは掴めないから
雨が降ってきたことに文句を言っても雨が止まないのと同じこと

かといって、受け身で人といると関わっているだけでは自分らしい成果は得られない
自分らしく成長するためには自分の周りに積極的に働きかけていかないと
結局一人の人間が成果を出すためにできることって自分で意識して影響力を使うことしかできないと八神は言うのでした。

その後、歩は、自分のお店づくりについて考えるため、
週一日休みを取り、いろんなバーを回ってみることを決めます。

■自分の今の性格や行動は選択の積み重ねで出来ている

主体的であることは、自分の人生に責任を取るということです。
自分の人生の主役は自分。
当たり前のことだけれど、私たちは周りの情報や状況に踊らされている人が多いです。

しかし、踊らされたまま、何でもかんでも他人や環境のせいにしていては、
自分自身を成長させることはできません。

自分の性格や行動を決めているのは自分であることを心に留めておくことが大切です。

とはいえ、人間だもの他人から批判されることがあります。
あんたが苦手とか、もっとしっかりしなさいとか
その意見に対して嫌な気持ちを持つことは避けられません。
ですが、その意見は本当の本当に自分を表す言葉なのでしょうか?

その人がそう感じた
ただそれだけの可能性もありますし、何かの嫌味を言うためにただ発しただけという可能性もあります。
他人の意見が正確で的確である証拠はないので、
言われたことに関して、いちいち反論していたら疲れてしまいます。

コヴィーは言います。
人間には自覚するという優れた能力があると。

何かを言われて腹が立って、気分を害することは仕方ないにしても、
刺激に反応してるな〜と自分自身が自覚できれば、刺激に対する行動は自分で行動できるのだと語ります。

逆に自覚することを意識できれば、自分が逆に外部を刺激できることにも気づくことができるようになります。
率先して行動できるようになれば、自分の影響で相手が変わることもあると気づくことができるようになるのです。

そして影響力が及ばないことに悩むのは無意味であるということ。
自分の健康、仕事のやり方は自分の影響力が及ぶこと。
しかし、会社の就業規則、他人からの評価は自分の影響力が及ばないこと。

影響を及ぼせない事柄に対して悩んでも、意味はないし、
何かをした結果、間違えてしまうことも影響力の及ばないことに含まれているとコヴィは言います。
結果や間違いは変えることができないけれども、それによって自分の次の行動は変えることができる。

自分の行動を振り返り、自分の次の一手を決めていくことだけが、
自分を少しずつでも変えていく手立てであるというとになります。

■小さなまとめ


自分で状況を変えられる
この言葉を本書の中で見つけた時、
自分は誰かのせいにして、責任を取りたくないと考えているなと気づきました。

状況を変えられるのに、変えられないのは〇〇のせい
だから自分はやらないし、やれないんだという風に考えている。

お金がないせいだとか、いい仕事がないせいだとか
ご時世が悪いだとか、たくさんの言い訳があり、便利です(笑)

私が思うに、言い訳はしてもいいと思います。
だって本当はわかっているから。
自分のせいだって。

社会の要因や周りの影響があるのはもちろんですが、
自分で状況は変えられる以上、変えない選択をしているのは自分。
でも、自分の理想は遠いから悩む。

だから、言い訳みたいに何かのせいにしても、
よし!頑張るかって、思えればそれでいいんです。

主体的に行動することの大切さや自分の状況が自分で変えられることを知って、休み休みでも小さな事柄でも選択し、
行動していくことが大切なのかな〜と考えました。


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次のまとめ3も書く予定なので、読んで頂けると嬉しいです。
ではまた〜

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