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読書メモ まんがでわかる 7つの習慣

読書と言いつつも、今回は漫画です。
結構前に流行った7つの習慣シリーズの第一弾

まんがでわかる 7つの習慣 フランクリン・コヴィー・ジャパンさん監修
小山鹿梨子さん漫画

人は物事を自分の都合のいいように解釈している


この言葉を聞くと、その通りだなと思います。
しかし、人として生きていく上では、それがポジティブに物事を考えることでは?とも思います。

本書の中で、人はできなかった理由を人のせいや他人のせいにする事例が描かれます。
例えば、うまくお客様と会話できなかったことは、自分のコミュニケーション不足なのに、そこに目をつむり相手を責める。

日常の光景でもよくありそうな問題です。
問題は常に自分の中にあり、自分の内面から変えて、自分の行動を変えることでしか、周囲に影響を与えることはできない。

この事実を強く意識させてくれたのが7つの習慣です。

早速まとめていきたいと思います。

父の店をバーとして復活させたい主人公の歩(あゆみ)は、バーテンダーを志すため正木(まさき)がマスターをしているバーセブンでアルバイトをすることになります。

ある日、忙しそうに席につく会社員の一条がバーセブンを訪れます。

イライラした様子で暴言を重ねる一条に、話しかけても
黙っててくれと言われてしまいます。

さらにイライラして、歩は、一条から注文で呼ばれていても、聞こえないフリ。
その対応を見かねた正木は、自分が対応すると歩を制します。
マスターの正木とは楽しそうに話す一条をみた歩は、
人によって態度変えて嫌なやつだと感じます。

その日の閉店間際、今日は嫌なお客が来て困っちゃいましたねと歩がつぶやくと、正木が、そういうことは、僕の前で二度と口にしないでくれと怒りをあらわにします。

嫌な客なんて世の中にはいない
だからもし君がそう思うのなら君に問題がある

でもあの人は最初から不機嫌で・・・と言う歩
そこで常連客でレストランのオーナーをしている八神が、口を挟みます。

相変わらずマスターは自分に厳しいなと言う八神。

娘が反抗期で言うことを聞かないとか、
親はなんで私のことを理解してくれないの?とか多くの人は自分の都合のいいように物事を見て
「いいこと」と「悪いこと」を判断していると言います。

いつもできなかった理由を環境や人のせいにしてしまう。
そこで八神は、インサイド・アウトという考え方について話します。

自分の内面から始めるという考え方で、
物の見方を変えて、自分が変わらなければ周囲の物事も変わらない。

問題はいつも自分の中にあるという姿勢を常に持っている正木のことを
「自分に厳しい」と言ったのだと語ります。

自分が変わる覚悟を持つ必要がある
そう言われた歩は、お客様をよく観察することにします。

席に着いたからといってくつろぐタイミングじゃない
こちらの都合で話しかけておいて楽しんでくれないと相手を責めるのは間違っていたと気づきます。

一条がふぅーっと一息ついたタイミングで話しかける歩。
笑顔で話しかけることが出来、一条はこの間の非礼を謝ります。

そこで歩は、気づけなかった私が未熟だったと話し、
でもありがとうございますと言いました。

自分が変わることで、一条との関係が変わったことで、
何を得るのかは自分次第なのだと気づいた歩。
素敵なバーテンダーになりたいという気持ちをより強く持つようになるのでした。

真の成功は人格に付随するもの
上っ面だけものは長続きしないし、崩れてしまいやすい。
謙虚、勇気、正義、勤勉、節制といった人として大切で価値ある人格を育てることでしっかりとした土台を持った成功を得られるというのが7つの習慣を提唱するコヴィーの考え方です。

人格を向上させると聞くと、
難しいのでは?とか無理なのでは?と考えがちです。
しかし、諦めることはないと言うコヴィー。

勉強やスポーツなどと同じで失敗しながら練習していけば良いと言います。

知識と意欲とスキルの3要素が大切で

・知識はなぜ必要なのか、何をすればいいかを理解する
・意欲は、実行しようと思う気持ちを常に持つ
・スキルは、どうやって行うかを理解し、必要な技能を身につける

これを身につけて、少しずつ人格を磨く
そして、信頼を得て持続的に評価される真の成功を目指そうというのが
7つの習慣の考え方です。

次もさらに詳しく7つの習慣についてまとめていきます。
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ではまた〜





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