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古民家
私には昔からの夢がある。
自給自足の生活をしたい、という夢である。
老後の楽しみとしてとっていたのではあるが、今のうちに少しずつ準備しておいたら、実現しながら、現代的な生活との並立をすることができることに気がついた。
体が動くのは今のうちではあるし、なまった頭を回転させるなら今より若い時はないので、今のうちに進めておくことにしている。
今は、電気、ガス、水道などのインフラが整った都会ぐらしを何不自由なくしているが、たまに不自由な思いをしても、自分の手で暮らしを作り出してみたいという考えがある。
昨今のキャンプブームにもいえるのであるが、アナログなことにどこか惹かれるというか、デジタルデトックスをしたくなるのである。
どうしても現代人は中毒性があるデジタル機器に頼りがちなのであるし、私もその中の一人なので、まずは並行して、どっちつかずの生活を送っていくことになる。
技術革新によって、生活がどんどん楽になっていく一方、人間はどんどん自分の頭で考えず、怠惰な生活を送っているように思う。
うまく時代を泳いでいる若い人たちは、自分が行きたい方向に本能的に進んでいるように思うし、羨ましく思う。
そんな中、私は時代に取り残されているようで、先進的なアナログを鍛えていこうと思う。スピード感を持って本能的に、そして計画的に、自分の描く生活像を実現に向けて実行していこうと思う。
その中の一つに、「古民家」の有効活用がある。
今は、まだ自分の基地としかなっていないが、そこで将来的にやってみたいことがたくさんあるので、それに向けて頑張ってみようと思う。
誰かに向かって声高に言ってしまうと、否定されることもあるので、相手を選んで実行できた出来事を事後報告的に言うにとどめることにするが、やはり大人の世界は「何ができたか」「結果を残さないとナンセンス」である。
プロセスも大事ではあるが、重要視されない傾向もあったりで、創意工夫の分野はあまり人には言わず、いつも何でもない顔をして、何でもやっていくことにしようと思う。
物事をじんわり楽しんだ方が長く続くし、予定調和にないことが実りになることは多いので、「想像を超える現実」を余裕を持って受け流そうと思う。
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