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教科書で読んだ名作覚えてますか?
最近、ふらっと本屋さんに入ったらこんな本に目を引かれました。
「もう一度読みたい 教科書の泣ける名作」
私は小学生の頃はとにかく本を読むことが苦手で、国語の授業くらいしか作品に触れたことがありませんでした。
しかも国語の授業って、音読がありましたよね。
音読すると
「読み間違えないようにしなきゃ」
「私はどこの文章が回ってくるかな」
と、作品の内容以外のことで頭がいっぱいになっていました。
そのため、情景が浮かんでこないのです。
情景が浮かばないと作品に触れる面白さを感じにくく、ただ文字を追っているだけのような感覚になっていました。
友人に「スイミー覚えてる?」と言われたときも、
「タイトルは覚えてるんだけど…」
という程度でした。
しかし当時、国語の授業で感傷に浸っている同級生の姿を見て、
「物語にこんなに入り込めるのすごい」
と少し憧れに近い想いを抱いていたこともあります。
そんな私も今やほぼ毎日読書をするようになりました。
小説を読むこともあれば、仕事に役立ちそうな本を読むこともあります。
そんな大人になった今だからこそ、
あの同級生の気持ちが理解できるかな
教科書に選ばれる作品はどんな作品なんだろう
と興味を持って購入しました。
読みながら感じたこと。
人間の思い込みで相手を決めつけてしまう愚かさ
一人の人間の成長や心情の変化
教科書で採用されている作品は1冊の小説の長さより短いので10分程度で読み切れますが、その短さの中でも上記の2点を強く感じました。
限られた文字数の中で表現しているすごさも感じられますし、10分程度の時間であれば時間のない大人たちにもおすすめです。
教科書の名作を通じて、過去を思い返してみるのも楽しいですね。
もう一度読みたい 教科書の泣ける名作:https://amzn.to/3R5MWJI
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