戦争(WWⅡ)の本


おすすめの戦争(WWⅡ)の本

おすすめの戦争もの(WWⅡ)を、と言われたので、思いつくものを書きます。
私はあまり「戦争ものを読もう!」と思って本を選ぶことがなく、気が付いたら時代が第一次~第二次世界大戦だった、という感じで出会うジャンルです。そのためだいぶ偏りがあります…。

コードネーム・ヴェリティ/エリザベス・ウェイン

コードネーム・ヴェリティ (創元推理文庫) | エリザベス・ウェイン, 吉澤 康子 |本 | 通販 | Amazon

この本は翻訳家である金原瑞人さんと三辺律子さんが主にヤングアダルト本をおすすめするBOOKMARKで紹介されていました。読み進めながら、戦争のなかで自分が信じるものを貫くことは難しいと感じました。同じ環境にいたら、私はすぐに口を割ったり屈したりするんだろうな、と…。
拷問や生活環境の悪化に胸は痛くなるものの、非日常を読み物として楽しめる作品です。(戦争が日常ではなく小説の世界であることがありがたいと感じます)

アウシュヴィッツのお針子/ルーシー・アドリントン

アウシュヴィッツのお針子 | ルーシー・アドリントン, 宇丹貴代実 |本 | 通販 | Amazon

お針子、というワードに惹かれて読んでみたら、小説ではなく実話だったパターン。ナチスにとらえられすべてを失ったものの、お針子としての技能を持っていたために生き延びた人たちの話。私はお針子になれるほどの技能はなく、縫ってもすぐにほつれるようなものしか作れなくて、もし今すぐ誰かにとらえられたとしても、特に特技はないので生き延びられないと絶望しました。(縫ってもほつれないくらいの裁縫の技術は見につけたい)
小説ではないため直接的な表現もあり、精神的に余裕があるときに読むことをおすすめします。

COCOON/今日マチ子

COCOON | 今日マチ子 |本 | 通販 | Amazon

インスタをフォローしているものの、そういえば漫画をちゃんと読んだことがないな、と思い当たって読んでみたのがCOCOONでした。戦争の話(しかも結構戦闘シーン多め)だとは知らずに、休憩がてら読んでみようと思ったのは少し間違いだったかもしれません。教訓としていろいろ考えたけれども、心は休まらなかった…。
戦争の悲惨さを絵で表現する中で、作者自身もかなり大変だったのではと推測しました。今はちょうど夏なので、ぜひ。

終わりに

何か思いついたり、また新しい本を読んだら追記していきたいと思います。
何年も前に読んだ本の感想を書くのは、難しい!

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