内向的な自分が無理に外を向き過ぎて

いざ外を向こうとすると(といっても目線を内側から外側に移す訳ではなく)、自分が薄まっていくように感じる。
・周りの風景
・過去と未来
どちらも裏には焦りがある。自由に思うように使える思考の隙間のようなものを埋めてしまっている気がする。

ピアノで言えば鍵盤が光って次に押す位置を教えてくれる光ナビゲーションボード、ダンスで言えば既定の振り付け通りの動作の型、意思に反してそんなものに引っ張られている感覚。五感では捉えられない、その目印はどのような動きをしているのかも分からない。

内側を向いたほうが幸せ。カタツムリのように乾燥から外敵から身を守る殻を身につけて、殻があるという安心をもっていたい。ナメクジのように殻を捨てるとただの置物に成り果てるかもしれない。衣食住があってネットもある、物質的には十分だと思う。満たされた環境に依存して、むしろ満たされているからこそ腐っていく自分を直視しないためにも妄想の中で生きていきたい。ポテチとコーラを飲んでYouTubeに耽るのが自分の幸せの形かもしれない。

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