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転勤族の働き方 〜20代で転職5回〜

夫は転勤が多い会社に勤めていて
いわゆる転勤族な我が家。

かなり楽観的な性格の私は転勤族になることに抵抗はなかった。
転勤族って大変だねと良く言われるけど私は嫌じゃなかったし、色々なところに住めることに魅力を感じていた。
ここ数年間で、5回くらい引越して、転職も5回した。想像より引越しの頻度が高くてびっくりだけど、今のところなるようになっている。

今までの働き方のなりゆきを簡単に書き留めておこうと思う。


転勤族×専業主婦

社会人になって数年、学生時代から付き合っていた彼との結婚が決まり、当時配属されていた支店の管轄外の県に引越すことになり退職。

ちょうど忙しく働く事に疲れていたし、初めての2人暮らし、友人のいない知らない土地。ゆっくり慣れようと思いとりあえず専業主婦に。

でも、だんだん会話少なめな生活に飽きてくる。夫が不在の日の夜に、朝から一言も声を出してない?!と気づいたり…。

転勤族で専業主婦、夫婦のみの暮らしは社会との接点が極端に少ない。もちろん、それでいい時もあるけれどずっーと続くのは私は耐えられなかった。
私には専業主婦は向いていなかった。

転勤族×転職(出社型)

コロナ前から在宅ワークという選択肢は自分の中にあった。新卒で入った会社で専門職をしていたため、フリーランスとして個人で仕事を受ける事もできた。
でも、個人でやる自信もなかったし心配な要素が多く、どこかの組織に属した方が安心だった。

でも、転勤族で在宅ワーカーだと身の回りに知り合いは増えない。外にも出ない。それでは働いてない時とあまり変わらないんじゃないかと思って、出社型のお仕事を選んでいた。

せっかく色々な場所に住むのだからその土地の事を知りたいし、そこに住む人とも関わりたい。
そんな考えで、出社型の仕事を選んだ。

実際、それでよかったと思っている。
職場だから友達ではないけれど、私にとってははじめて暮らす土地で出会った縁がある人。
想像より短い期間しか働けない事も多かったけれど、そこで出会えた人たちは大切に記憶しているし忘れないと思う。

転勤族×在宅ワーク

現在の私の働き方は週3日の在宅ワークに落ち着いた。
夫の転勤が続き、転職4回になって履歴書の職歴が長くなったし、毎回転職活動する事にめんどくささを感じるようになった。

しかも今回の夫の転勤先は結婚当初と同じ職場!前住んでいた所に戻った!びっくり。
全く知らない場所ではなかった。

長野県ののどかな地域。
季節の果物や野菜が豊富で心に余裕が持てるようなとても良い場所。
でも、働くことに関しては短所が多い。まず、賃金が安すぎる。学生時代のバイトと変わらないくらいの求人ばかり。そもそも、会社というものが少なくて求人がかなり限られている。
田舎にはオフィスらしいオフィスはほとんどないのである…。

コロナ禍を経てリモート勤務ができる会社が増えた。私が新卒で働いていた会社も、当時はリモートなんてなかったけどリモートができる体制に変わった。
色々と考えて賃金等の条件も踏まえ、週3日(曜日未指定)の契約社員として戻る事にした。
しばらくは、夫の転勤があっても転職しなくてよくなった。
転職という不安定要素が一つ減っただけで気持ちが少し楽になった。

これから

正社員だったり、パートだったり、派遣社員だったり色々と経験してきた。夫の会社に振り回され、いつも人生の岐路に立たされている気分になる。でも、私の働き方の選択権はいつも私にある。
転職回数が何回になっても、これからもその時に良いと思える選択をして行こうと思う。

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