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40代女性がワンストップで知りたいことは

※ひたすら自分のセカンドキャリアに向けて自省している極めてパーソナルな記録となります。もしお役に立つ部分が多少なりでもあれば幸いです。

熱量✖️メイン専門性✖️サブ専門性✖️フットワーク🟰セカンドキャリア

ただやみくもにセカンドキャリアを目指すよりは、とこの方程式をガイドに動き始めています。

これまでの考察でなんとなく見えてきたのが、自分より10歳ほど若いママたちの生活に役立つメディアを立ち上げコミットする。うん、これならとことんがんばれる気がする。

今から10年前、長女は6歳、長男は3歳。長女の就学を控え、先が見えない真っ暗なトンネルの中にいました。

就学後の長女の居場所の問題、男の同期から産休育休分遅れたキャリア。このまま今の仕事を続けていていいのか、小学1年を毎日夜8時まで学童に預け、バタバタとごはんを食べさせ寝かしつけるだけの毎日でいいのか。

なんのために働いてるんだろう…

となることは目に見えていました。
加えて民間の学童はめちゃ高い、NPOの学童は大変リーズナブルだけど終わるのが早い…

夫も当日働き盛りで、双方の実家も遠く、一人でこの問題を解決しなくてはならないと思いこんでいました。

結局、私は長女が小一になるのを目前に会社を辞めました。

今にして思えば、会社の先輩など周りにもっと相談すればよかったと思いますが、当日は解をくれそうな人はいなかったんだと思います。

会社の先輩に、そもそも結婚している人が少なかったし、ごく少数のママたちも、ママの実家に同居、もしくは近くに引っ越すなどしてやりくりしていました。

ロールモデルが皆無でした。

あれから10年。
出産後すぐに職場復帰するバリバリの後輩ママも増えました。そもそも採用時点で女性多め、ほとんどが共働きですし、男性の育休取得も増えました。

ただやっぱり大変なのは間違いない。マネジメント層の脳内は基本アップデートされないため、少なくとも私が今いる組織の場合、10年前と職場環境、シフトは変わっていません。

それにロールモデルは多いほうがいいはず。
かつ常に分刻みのスケジュールに追われる彼女たちにそのメディアだけフォローしていれば何がしかのヒントがある、質の高い情報を早く。

結局私は長女が中学に入るタイミングで再就職。6年間は子どもにしっかり向き合えたという満足感はあります。またこの間にリスキリングてメンタルヘルスについて学ぶこともできました。でも、正直、仕事人として失ったものも大きいと思っています。

あの時誰かに教えてもらいたかった。
もう少しで楽になるよ、あえて管理職を目指すことだってできるよ、今のあなたの存在は貴重だよ、と。

当時私は自分に価値がないと思い込んでいました。残業もできない、出張もできない、子の発熱ですぐ早退する、よって重要な仕事は任されない。組織のすみで無力感でいっぱいでした。

単に実力不足だったかもしれません。でも当時は自分のことばかり責めていましたが、今自分が管理職という立場になって多少なりと俯瞰してみると、やっぱり環境に大いに問題がある。

40代女性が楽しみながらサバイブしていくお手伝いをしていきたいと思う。

あと360日。

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