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上を向きたくとも

鬱病休職療養中のうつパパです

鬱になったばかりの人へ向けて

そして自分に向けて

私の経験からの学びをお話しします

少し長くなりますが

お付き合い頂けたら幸いです

休職しても休まらない心

鬱病を発症すると

まずは休職をする事になると思う

病院の先生は

まずはゆっくり休む事と指導をしてくださるが

実際ゆっくり休む事ってなかなか難しい

ほんとに休職して良くなるのか?

何もしてない事が不安で仕方がない

そんな感情に苛まれ

ゆっくり休む事ができない

次第に、自分には価値が無いものに思えてきて

また自分を責める負のループになる

私の場合、職場の先輩からイジメを受け

理解の無い上司の元で2年半程過ごして

いる中で鬱病を発祥したのだが

それすらも

自分が悪いのでは無いかと

自問自答しては苦しくなるのだ

イジメが始まった経緯などは
リンクを参照していただきたい

最初の頃はその特徴が特に顕著で

なかなか現実が受け入れられない

仕事に向かう人を見かけるだけで

自分は何をやってるんだと

また苦しくなる

そうやって時間を浪費しながら

一日があっという間に過ぎていくのだ

この時期が1番苦しいと思う

仕事から逃げ出した甘えであって

実は働けるのではないか

とか

家族や友人、近所の人には

どう思われてるのだろうとか

ずっとそんな事を考え続けてしまって

とにかく休まらない日々を過ごす事になる

そんな毎日がずっと続くのだ

私もその状態に大変苦しんだ

きっとこれを読んでいるあなたも

誰からも理解されないのだと

1人で抱え込んで

苦しんでいるのでは無いだろうか

だが一つだけ。安心して欲しいのは

これはおそらく必ず通る道であって

治療の始まりである

それだけは間違いない

何か行動しようとしてしまう

休職してある程度経過すると

次は何か行動を起こそうとしてしまう

そんな人が多いのでは無いだろうか

私の場合

何もしてない不安から焦燥感に駆られ

散歩や自転車に乗っての運動

慣れない読書に励んでみたりと

とにかく何かを頑張ろうとしていた

それには当然体力を消費する為

大変に大きな反動が襲って来る

それは想像を絶する程のもので

希死念慮と喪失感に苛まれる

まさに地獄の様な時間を過ごす事になる

しかしこれは

回復には程遠い行いであり

私は身をもって体験している

おそらく、この経験を今まさにしている

あなたは

私と同様にとても真面目なのだろう

休職するまでの間

とにかく重たい体に鞭を打ち

甘える事もなく

『頑張り続けてきた』

のでは無いだろうか

そしてきっと真面目なあなたは

休職した今でさえ

自分の現状を悔やみ

後悔をしているのかもしれない

どれだけ苦しい思いをしたのか

私には想像するに余りある

大変あなたは頑張った人なのだと

私は心から尊敬する

だがしかし

今あなたはその環境から離れ

心が休まる場所で自分とゆっくり向き合う事

それが1番求められている

とにかく何もするでなく

ただ漂う様に

心と体を休める事が必要なのだ

かく言う私も体と心を休められる様になったのは

つい最近の事

休職して数ヶ月が経過した頃だった

今でも時折苦しむ事はあるが

確実にゆっくりと

前に進んでいる実感を持てる様になっている

また、私の場合

勉強が気晴らしになっている事から

勉強をしているのだが

これは人それぞれの感覚による所なので

必ずしも勉強などした方が良いなどと

私はおすすめしない

今はとにかく

ゆっくり休める様になる事が

目標なのだから

大きな決断はしない

私の場合

職場の人間関係によって

心が壊れてしまったが故に

職場への復帰など

到底考えられ無い

本音で言えば

今すぐ転職したいとすら

思っている

だが、実際の転職活動には

履歴書作成、面接、筆記試験

など活動は多岐にわたる

それに加えて

新しい人間関係や新しい仕事を覚える事は

きっと少なからずのストレスを背負うことになる

鬱には一般的に

急性期、回復期、直前期などと呼ばれる

期間があり

この急性期中の頭の中は

とにかくネガティブで

自己肯定感が低く

物事を否定的に捉えてしまう傾向にある

何もできないか不甲斐なさや

自己嫌悪に陥って

決断を迫られているのであれば

それは鬱症状がそうさせているのであって

あなたの本来の考えでは無いと思う

だから今はその時では無いと

今一度自分に言い聞かせてほしい

最後に

鬱症状に苦しみ続ける日々は

本当に終わりの見えないもので

1人外に放り出され

足元もおぼつかず

どんよりとした曇り空の下で

またいつ降り出すかもわからない

雨に怯えて震えながら立ち尽くす様な

そんな感覚に苛まれているかもしれない

でもいつか

雲の隙間から少しだけ

陽の光がさす時が来たら

空を見上げろなんて言わないから

足元を照らす光に少し目を向けて欲しい

そして少しでいいから光に寄り添って欲しい

きっとそこは今よりも少しだけ

暖かいはずだから

抽象的になってしまったが

私もまた、家族という暖かい光に

寄り添って冷えた体を温めている所だ

長くなってしまった

同じ苦しみを抱える人が

ここにも1人いるのだと

私の思いが届いて欲しいと

願うばかりだ

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