広島旅行①


先日、お盆休み中に広島に行った。その時の事を備忘録として綴ろうと思う。

何故、広島か。それは渡邉氏のツイートを見たことがキッカケだった。

このツイートのエピソードは、かつて聞いたことがあった。ミリタリー関係のものを読んでいたことがあった時分、吉川氏の活動が印象に残っていた。
今後、戦争体験者は少なくなる。これからの日本人は自身も含めて、過去の忘却をしないように努める他ない。それに加えて、自身は被爆地に行ったことがなかった。せめて、存命の方がいる時分に、と思ったのだ。
もっとも、被爆者の生の声を聞ければ良かったのだが、それは急な計画性でもあったし、結果としても叶わなかった。財布も傷みがち、しかもコロナ禍の中、わざわざ長距離の旅行をする合理性は無い。
「いつ行っても良いのではないか?」と自問自答した。玉木雄一郎のツイートを見るまでは。

予想外なことだったが、反応が玉木氏のツイートに相関して多くなり、またその反応を観測して、恐ろしくなった。玉木氏の冷笑仕草の悪意を意見としてみる人間が多いのは、それほど過去が風化してきたことの証左だろうから。戦争は人災であるというにも関わらず。
不安と怒りがごっちゃになり、広島に行くと決めた。

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