確定拠出年金(企業型DC)で億る(戦略編)
前回はこどおじがこれまで確定拠出年金とどう向き合ってきたかを記載しました。まぁ、基本的にはダメダメだったわけですね(笑)
今回転職を機に、改めて確定拠出年金を見直し、
億り人を目指していきたと思っています。
現在確定拠出年金に加入されている人も、iDeCoを利用されている方もそうでない方もご覧いただければ幸いです。
■転職先の退職金制度
転職先には確定拠出年金があります。
逆に、確定拠出年金しか無く、自分で老後資金を賄う必要があります。
毎月ライフプラン手当として¥55,000が支給されるのですが、
いくら拠出するのか・いくら給料として今貰うかは個々人の判断に委ねられます。
■こどおじの確定拠出年金戦略
こういう場合、「3万は拠出して、残り2万5千円は手元に・・・」
とやりがちです。
私もそのような考えが頭をよぎったことはあります。
しかし、こんな中途半端なことをしては億れないと私は思う。
いつの時代も成功者はぶっ飛んでるんです!
私は全額確定拠出年金にぶち込みます!
■確定拠出年金のメリット
確定拠出年金のメリットは節税です。
これが最も大きなメリットです。
では一体いくら節税になるのか。
簡単にシミュレーションしてみます。
使用するのはiDeCo公式サイトです。
こちらでシミュレーションをしてみます。
※iDeCoも確定拠出年金も計算は一緒です
仮に年収600万(額面)・年齢35歳・毎月の掛け金が5万5千円の場合、
30年間で説税額の合計はなんと396万円になります!
一年間の節税額は13万2千円。
この節税効果はバカにできません。
ちなみに、掛け金を3万円まで落としたシミュレーション結果は以下の通り。
節税効果は30年間で約200万円も変わってきます。
やはり「確定拠出年金は突っ込めるだけ突っ込め!」が正解です。
■節税だけじゃないメリット
積み立てた元本は何で運用するかというと、当然インデックスに連動した投資信託です。
まだ転職先にどのような商品があるかわかりませんが、
恐らくオルカンのような商品が用意されているはずなので、
そこで全てを運用する予定です。
そうなると、毎月5万5千円をドルコスト平均法で
積み立て投資することになります。
ここからはNISAでもおなじみの話になりますが、
毎月5万5千円を30年間運用したらいくらに成長するのか。
想定利回り4%で計算してみました。
※使用したのは金融庁のHPです
積立金1,980万円に対して運用益が1,837万円。
合計で3,817万円です。
なんと夢のある話でしょうか!
当然これには様々な前提があります。例えば以下の通り。
・年4%の利回りが本当に実現する
・65歳直前に大暴落が起きない
・極度の円高にならない
・こどおじが毎月5万5千円拠出し続ける
・会社が倒産しない
・こどおじが健康に生き続ける
・確定拠出年金制度が30年後も続いている
・こどおじが転職しない、クビにならない
・FIREする
そのどれもが発生確率が低いことであり、
今から構えていても仕方のないことです。
クビにならないよう頑張るしかないし、病気にならないように健康に気を付けるしかありません。
ただ、FIREだけは私が目指していることなので
十分に起こりえることですね。
FIREしたら厚生年金含めて老後資金が薄くなってしまうのが最大の難点です
■ざっくり皮算用
パターンA
仮に30年間5万5千円をオルカンに拠出し続け、利回りが4%だとしたら、
元利合わせて3,817万円、
節税効果が約400万、
合計で4,217万円が確定拠出年金で得られたことになります!
パターンB
5万5千円を一切拠出せず、当時にも回さなければ、
30年間で1,980万円(55,000×12×30)、
税金で約400万円損をするので、
差引1,580万円を使えることになります。
パターンAとBの差額は2,637万円。
いかに確定拠出年金・iDeCoを使うべきかがよく分かります。
私の場合、現職で確定拠出年金が約340万円分あり、
そちらも合わせて運用することになるため、
パターンAと合わせて5,000万円近くに成長することが期待できます。
■まとめ
・毎月5万5千円全額を確定拠出年金に回す
・全世界インデックス連動型の商品に突っ込む
・65歳まで働けば5,000万近くの大金が得られる
様々な条件付きではあるものの、
確定拠出年金・iDeCoには夢があることがわかりました。
老後2,000万問題は確定拠出年金で完全に解決しています。
そして、65歳で5,000万が得られるのであれば、
億り人になるためにはあと5,000万あればいいわけです。
※65歳で億り人になっても・・・という声が聞こえてきそう
億り人云々はさておき、
生活に余裕がある人であれば、回せるだけ確定拠出年金・iDeCoに回すことを強く推奨しますし、私はそうします。
今回はここまで。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
次回もまた、よろしくお願いします。
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