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サクッとジューシー、十郎梅のカリカリ梅完成!(十郎梅その3)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月23日)

十郎梅をカリカリ梅用に漬けてから2週間ほど経った。
程よく塩がしみ込んだ感じに見える。それにしても十郎梅は本当に美人梅。塩漬けしても全く美しさが変わらず、ピカピカで美味しそう。

このまんまるな形といいつやといい、なんて美人ちゃんなのでしょう

漬ける際はこんな感じでファスナー袋に梅とその重量の10%の粗塩、卵膜を除いて煮沸消毒してお茶パックに入れた卵の殻1個分を入れ、常温で保存した。
まだ暑くない時期だったので常温でも問題なく漬かってよかった。

ただ、市販のものほどカリカリにはならなかった。いくらか熟の進んだ状態で入手したので予想はしていたが、とは言えこれはこれで美味しい。噛むと「カリッ」というより「サクッ」という感じで、中は程よく柔らかくてジューシー。塩の加減もちょうどよく、そのまま食べてもごはんにのせても美味しい。ある日何も言わずに夫のお弁当に入れたら「今日の美人ちゃんな梅はどこの商品?フレッシュで美味しいね」とメールが来た。うふふふ大好評。

これで十分美味しいのでしそ漬けにはせず、このまま冷蔵保存で食べ始めることとする。梅漬けは干さない分、完成が早くてうれしいですね。

あっという間になくなりました。美味しかった

<2024年4月の追記>
他品種でもしそなしのカリカリ梅や梅漬けはいくつかつくったが、漬けたてからこんなに美味しかったのもまた、このまんまる美人な十郎梅だけだった。何故だろう?
熟の加減がちょうどよかったのか、或いは十郎梅特有の旨味みたいな性質のためか。
どちらかと言うと後者な気がする。十郎梅には独特の旨味があり、他の品種よりもふくよかな味がする。そのため、漬けたばかりでも美味しかったのかも。また、水分の多いジューシーな実の質も、塩が浸透しやすくちょうど良かったのかも知れない。それは農家さん直送の品質の良さのおかげだろう。

あっ、あと大粒なのも理由のひとつかも。
その他の種類は塩漬け段階ではだいたい初めはしょっぱく感じる。逆に大粒過ぎるとあまり塩気を感じない(この後の投稿予定にその事例も)。粒の大きさ、実の柔らかさ等がとてもちょうど良かった、それもまたビギナーズラックだったのかも知れない。その分梅干しの方で少々手を焼くことになるのだが…。

いずれにしても十郎梅の塩漬けは美味しかった。
今年も買えたらまたつくりたいな。

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