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おうちで発酵・漬物

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1~2人世帯でも手軽に漬けられる漬物とその活用です。 乳酸発酵の旨味が好きですが、発酵なしで手軽に漬けるさっぱり系も。
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2024年7月の記事一覧

【おうちで漬物】#25 丸ごときゅうりに熱湯をかけるのがポイント!パリッパリで美味しくて保存もきく「きゅうりのちーちゃん」(大原千鶴さんのレシピ)

最近ぐっと暑くなり、火を使わずにごはんと豆腐または納豆にお漬物、という食事が増えて来た。 今は自作の漬物を冷蔵庫にいくつか入れるようになった私だが、元々はしば漬けやきゅうりの「キューちゃん」を自分好みにつくりたいと思い、調べて試作を始めたのがきっかけだった。中でも「キューちゃん」には特に思い入れと憧れに似た思いを抱いていた。 あの心地よいパリパリとした歯ざわりは大好きだが、市販の漬物は味が濃く、また添加物が含まれていることも多い。 けれど生のきゅうりで作ろうとするとどうして

【おうちで漬物】#24 是非ぴりっと辛い和からしで!半日で漬かる茄子ときゅうりの辛子漬け(酒粕不使用)、JA「なす漬の素」使用の茄子漬け

美味しい辛子漬けを漬けたくて、昨年漬物を漬け始めた頃から何度か挑戦していたのだが、繰り返しつくりたいと思えるレシピや漬け方になかなか出会えなかった。 私の好きな辛子漬けは、酒粕や麹を使わず、甘くなく(または甘過ぎず)、くどくないもの。長期保存が目的ではないので発酵させる必要もなく、冷蔵庫で4〜5日もてばOK。 夏には殊にさっぱりして体も冷やしてくれる茄子やきゅうりの漬物が食べたくなるが、そのバリエーションのひとつに加えたい。 昨年買った和からしがまだたくさん残っているので

【おうちで発酵・漬物】#23 数年ぶりに4度目のアンチョビを仕込む~過去3度の経験から「頭・内臓なし、骨付き」で塩漬け

昨日の朝、自宅から最も近いスーパーへ行くとなんと!唐揚げ用背黒いわしが売られていた。一気に心が躍る。久しぶりにアンチョビがつくれる。 私は小型のいわしが手に入れば毎年アンチョビを仕込んでたっぷり使いたいのだが、残念ながら毎年出会えるとは限らない。 この辺りのスーパーで小型のいわし、背黒・かたくち・しこいわしを見るのは大抵春先の3月下旬~4月半ば。それも毎日ではないのでいつ出会えるかは運次第だ。それ以降は気温が上がるためか、ただでさえ足の速いいわしの中でも更に傷みやすい小型の