マガジンのカバー画像

日本全国魅惑のローカル梅たち

85
ひとくちに「梅(梅干し)」と言ってもその個性や味わいは育った地域や品種により驚くほど多様。 梅仕事を始めて出会った全国のかわいいローカル梅(2024年1月現在自分で漬けた、食べた…
運営しているクリエイター

#おにぎり

「むめや」さんの梅味噌おにぎり、青じその塩漬けで巻いた梅干しおにぎり

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月27日) 梅仕事を始めて梅が身近になって以来、ほぼ毎日梅干しを食べている。結果的に梅干しおにぎりを食べる頻度も上がり、その日の気分で使う梅の種類を使い分けているが、ある日ふと気が向いて梅味噌を使ってみた。 左は種を抜き、包丁で叩いた梅干しを入れた青じそおにぎり、右が梅味噌たっぷりの海苔おにぎり。 普段最もよく作る梅おにぎりは、ごくスタンダードに梅干しをそのまま具にして海

JA岩手ふるさと産直来夢くんで「正法寺梅」の梅干しを買う

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事+現在(2024年6月)の追記です。(もともとの更新日付:2023年7月20日) 先日一関へ行った際、市街地から少し北に位置するJA直売所「JA岩手ふるさと産直来夢くん」に立ち寄った。 昼過ぎに着いたので、残念ながら生梅は売り切れていたが、その代わり美味しそうな梅干しを発見。通常直売所で見掛ける梅干しよりもやや高額ではあるが、しっかりとしたパッケージや「正法寺梅」という名称にも興味を引かれて購入。 塩をしっかり

初めて漬けた梅干しをおにぎりで実食(フルーツ梅その2)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月20日) 先日天日干しを終えたフルーツ梅(塩のみで8%で漬けた)を、干し終えた直後に夫と一粒ずつ試食した。 私「あれ?案外美味しくない?(←あまり期待していなかった)」 夫「うん。ドライフルーツっぽさもあり、梅らしい酸味もありなかなかだよな。味の具合もちょうど良くない?」 という訳で、夫のおにぎりデー(夫のお昼は月・木お弁当、火・水・金はおにぎりのリクエスト)に試しに具

【おうちで発酵・漬物】#11 山形のせいさい漬で「弁慶飯」「谷沢梅入りひきわり納豆巻」、高菜とせいさいでめはりの食べ比べ

少し前に書いた山形の菜っ葉「せいさい(青菜)漬」。 もともとはこれをつくりたくて漬けたようなものかも知れない。 せいさい漬の葉を広げ、味噌おにぎりを包んで炙った「弁慶飯」。「弁慶飯」という勇ましくもどこか質実剛健な山形っぽい名前も良いし(青菜漬でおにぎりを巻いた様子が袈裟で顔を覆う武蔵坊弁慶の姿に似ているから、らしい)、想像しただけで美味しそう。 早速つくってみた。つくり方は超簡単。 《山形のローカルおむすび・弁慶飯》 1)せいさい漬の葉を広げ、茎と葉に分ける(高菜漬