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住育つぶやき21 火災けいほうき

電池式の住宅用火災警報機は、約10年経つと「電池交換のお知らせサイン」で音が鳴ります!電池交換か機種交換しましょうね!

家のどこかから一定間隔で「ピーッ」と音がなり続ける経験をされた方…いらっしゃると思います。

不快な音ではないのですが、はじめはどこから鳴っているか見当がつかず家の中を探しまわった方、仕事柄見てきています。

壁か天井に付いている火災警報機の電池交換お知らせですので、対処しましょう!

●火災警報機とは?

家で火が出た際に、感知して警報音が鳴る機器です。煙か熱を感知して音が鳴る仕組みです。

電池式と電源式(電気線)があり、電池式タイプは約10年経つと電池寿命サインで音が鳴る仕組みです。
(電源式の場合は機器故障や寿命がない限り何も起こりません)


●家のどこに付いている?

住む方が勝手に付けている訳ではなく、消防の法律で決められています。家では、階段や寝室になり得る場所の、壁か天井に最低限ついています。キッチンについている場合もあります。

家は、2006年〜設置が義務づけられ、新築では通常、設計した建築士や新築工事業者さんが設置場所や位置を決定して付けられています。

インスペクションしていてわかるのですが、2006年以前に建った家では付いている家といない家どちらも見受けられます。

●どうやって交換する?

電気業者さんに連絡して、本体ごと数千円で交換してしまえば手間要らずですが、ここでは電池の交換方法です。電池が無くなると、音とランプで電池交換をお知らせする仕組みになっています。

赤ランプ点滅

まず…本体を外します。機種によりますがだいたいはひねると外れます。

器具を外します

本体の裏を見ると…
特殊な電池が本体と線でつながっています。
線は差し込み式なので、一般の方でも外せます。

線を本体から外す 抜き差し式だから簡単
電池を注文して交換

外した電池を家電屋さんやホームセンターさん等で注文し、再度、線を本体に差し込んで、本体を壁や天井につければ完了です。

再設置

ちなみに…音は本体ボタンで一旦止められますが、しばらくすると火災警報機は諦めずにまた鳴りますので、電池を交換するまでの間は本体を外して電池も外しておければベストです! 

面倒な方…わからない方は…
① 建てた業者さんに連絡
② 誰でもよいので電気業者さんに問い合わせ
③ 便利代行業者さんに連絡
等、してみてはいかがでしょうか。


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