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【N/S高政治部】3期生Cチームの年間活動

こんにちは、Cチームです!
今回は1年間を通したCチームの活動について、記していきたいと思います。

Cチームについて


 Cチームの特徴は、真面目な人が多く、出た意見に対してとことん議論をするチームでした。政策提言をする際のテーマ決めでも、日米安保からサブカルチャーまでの様々な分野から候補が上がりました。そこで、話題性や実現性などを加味した上で、それぞれのテーマに点数をつけ、一番点数が高かった「LGBTQ」のテーマに決定しました。
このテーマに決まるまで、数ヶ月に渡って議論をし、チームで納得できるまで個人の主張を聞く時間を設けました。
 Cチームは「人の意見を否定しない」ということが最初からできていたチームだと、この振り返りを通じて気づくことができました。議論をする上で重要な要素ですが、最初からできていたので、議論が白熱しても冷静に進めることができたと思います。
それでは、ここからはチームメンバー一人一人の振り返りです。


講評をいただいている時の写真です。

尾崎 咲幸樹
 読者の皆様、私たちの政策提言はもうご覧になりましたか?まだの方は、下にあるリンクから是非ご視聴をお願いします。我ながら、私たちの発表はよくできていたと感じていますし、政策についても自信があります。これを機に、皆様にも「性の多様性」及び「同性婚」について関心を持っていただけると幸いです。

申し遅れました。昨年度の2期から継続して政治部に所属しているsayuと申します。

さて、これまでの活動の振り返りに移りたいと思います。

昨年の2期生としての活動を通して、私は難しいことでも理解しようと頑張れば、その分確実に自分の中で理解が深まることを学びました。それに対し、3期は逃げずに選択をすることの重要性を痛感した1年になりました。

Cチームは何かを決定することに対し、躊躇する傾向がありました。それは、自分たちの選択に自信を持つことができなかったことが原因だったのではないかと、振り返って感じます。決定に時間がかかるため、直前まで準備ができなかったり、ミーティングの時間を有効活用できなかったりと、さまざまなものを逃してきました。それに気づいてから、ぼんやりとしたことを言語化し、また可視化することによって決断にかける時間を短くすることに成功しました。これにより活動の無駄が減り、最善の活動ができました。だからこそ、成果発表会を終えた今、Cチームのメンバーをとても誇りに思っています。

川名 ひかり
 みなさんこんにちは。政治部3期生のひかりです。
 私たちが発表した「同性婚」というテーマは、すでに多くの議論がされており、話題性もあるものだったと思います。3月に行った成果発表会のために準備や議論を進めてよかったと、心から思っています。
 私たちのチームは、あまり器用ではない人が多く、当初はすべてのMTGがぎこちなかったです。ですが、お互いの得意なところ、苦手なところがそれぞれ違っていたため、話し合い、役割を分担して取り組んできました。
 正直言って、私は12月から1月頃はとても焦っていました。この状況で無事に成果発表会を迎えられるのだろうか。同性婚を提言するには、ここからどのように進めていけばいいのか。成果発表会だけでなく、当時3つ目のテーマに設定されていた「野党の役割」についても考えなければいけなかったので、同時に考えなければいけないことがたくさんありました。
 その状況下でもやり切れたのは、チームメンバーの存在でした。焦っている時、しっかりと「私は今こういう理由で焦っている。みんなはどう?」と聞けたこと、みんなと本音で議論ができたことがあると考えています。自分の気持ちを人に話すことが苦手だった私からしてみれば、とても大きな変化であり、政治部に入って一番変化した部分でもあります。
 この1年、政治部に入ったことで成長したことがたくさんあります。最初の頃は右も左も分からなかった私が得られた知識や経験、学んだことは、政治という分野だけではありませんでした。1年間一緒に取り組んでくれたチームのメンバーと、政治部へ入ろうとしてくれた当時の自分、三浦先生、関わってくれた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
3期生として過ごす中で身についたことを、これからの学園生活に活かしていきたいです。ありがとうございました。

鈴木 梨乃
初めまして。りのと申します。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

私は定期的に意見を交わすような本格的なチーム活動をした経験がありませんでした。また、緊張しやすい性格も相まって、場に馴染めるかが不安でした。Cチームのメンバーは中学1年生から高校3年生までと様々で、オンライン上でのミーティングでは思うように心理的な距離が縮まらず、活動に支障が出たこともありました。しかし、一つのテーマについて知識を共有し、深く議論を重ねることで相手の良さを知ることができ、打ち解けることができました。今ではたわいも無い雑談で盛り上がるほど仲がいいです。

1年間の活動の中で、成果発表会までの準備期間が一番苦労しました。
半年前、メンバーそれぞれが政策提言したいテーマを持ち寄り、1ヶ月間慎重に精査し、
「LGBTQ」に決めました。その後、同性婚の合法化に焦点をあて、政策のブラッシュアップ、当事者の方にインタビュー、発表資料の作成、当日までの発表練習など、本番の僅か15分間の発表のために、たくさんの労力と時間を要しました。

成果発表会当日、結果は大成功。大舞台であるためしっかりと準備をしたとはいえ、緊張しましたが自分なりに堂々と発表することができました。チームメンバーとたくさん発表練習した成果が十分に発揮でき、とても嬉しかったです。今までの活動期間で積み重ねてきた知識や経験が、当日の自信に繋がったのだと思います。
私自身、約1年間の政治部の活動を通じて物事を俯瞰して捉えられるようになり、知識を得ることで、考え方などの視野が広がり、今では大きな成長を感じています。また、かけがえのない仲間に恵まれ、本当に有意義で幸せな時間を過ごせました。

経験は人に自信と活力を与えます。
今後も新しい世界に一歩踏み出す勇気を大切にしていきたいです。

真田 涼佑
  今、この一年間を振り返ると、一瞬一瞬がかけがえのないとても幸せな時間でした。
このチームメンバーとの日々が終わってほしくない気持ちです。
政治が大好きな僕にとって、それほど大切な時間でした。

 Cチームはグループワークで一冊の本を読んで、真剣に話し合ったこともありました。自分たちが決めた本なのでとても大切に感じました。
本を読んで共有することが楽しく、時間があれば本を読んで、大事だと思うところに線を引いていました。このように楽しい毎日は、今振り返ると本当に貴重だったと感じます。
 テーマを決める時には、意見が分かれたこともありました。
しかし、多様な意見がぶつかることで新しい発想につながっていったように感じています。最終的には、各テーマを選んだ時のメリットやデメリットに点数をつけて可視化してみたり、議論を重ねることで決まっていきました。

 そして、LGBTQというテーマから「こんな社会になってほしい」という理想が、どうすれば実現するかを考え、チーム活動の中で自分にできることは何かを探したり、聞いたりしながら、一生懸命に取り組みました。
 成果発表会の当日には初めて、講義が行われる会場から参加しました。ドキドキして参加した成果発表会の会場には、温かい空間が広がっていて時間が止まってほしいと思いました。
チームのメンバーと政治部の全員にとても感謝をしています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


最後に


 私たちは政治部という活動を通し、自分の苦手な部分、得意な部分など、政治についてだけでなく、「自分」についても知ることができました。Cチームは計画の立案や情報収集などが全体的に苦手であり、最初は何からしていいか分からず、途方に暮れたことも1度や2度ではありませんでした。そんな時、事務局の方や他の政治部員に相談ができる環境であったことや、MTGの中で議論を重ねることでチームメンバーとの仲が深まり、少しずつではありましたが、自分達がしなければいけないことを明確にしながら頑張ってきました。
 時にぶつかり合い、時に笑い合い、1年間の集大成を成果発表会という機会で納められたことを嬉しく思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
私たちはこれから別の道に進みますが、政治部で学んだことを活かし、自分で考え、疑問点を発見できるような人になっていきたいです。
本当に、ありがとうございました。

政治部3期生 Cチーム
真田 涼佑 尾崎 咲幸樹 川名ひかり 鈴木梨乃

政治部3期生 成果発表会URL
YouTube:https://www.youtube.com/live/5cmnwON6lF0?feature=share 
ニコニコ生放送:https://live.nicovideo.jp/watch/lv340200967 


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