ありがとうとごめんなさい
幼い頃に亡くなった父は酒を呑んでは暴れる人でした。
でもシラフの時は冗談や嘘をつかれても、とても面白くてよく笑っていました(^-^)
幼い頃は寝る前と食事の時は「お父様、お母様いただきます」「お父様、お母様ごちそうさまでした」
「お父様、お母様おやすみなさい」「お父様、お母様おはようございます」
…が日常でした。
もちろんご飯をいただく時は正座で今もその習慣は抜けません。
酒を呑んでは暴れる…今思えば最低な人だったかもしれないけど、教えられた事は3つだけ。
ありがとうと、ごめんなさいの言える人になりなさいと。
そして背筋をまっすぐにするという事を繰り返し教えられました。
感謝の気持ちと心からの反省が出来る人になってほしいと。
そして、まっすぐに立つことで世界を見渡せる人間になれと、教えこまれました。
背中が曲がっていると下しか見えない。
下を見て生きるようなことはせずに上を向いて生きて行けと、何度も教えられました。
というより植え込まれた?( ^ω^ )
でも、やはり自分の子どもにも同じ事を言ってしまうんですよね。
ありがとうは人への感謝、ごめんなさいは心からの反省。
しょうもない父だったかもしれないけど、これだけは本当に感謝しています。
お父さん ありがとう。
これからもこの心だけは持って残りの人生、生きていきたいと思います。
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