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「他人の目」を捨てるとき
他人の目っていったいなんなんでしょうか?
今はSNSの発達もあって、他人の目や意見を異常に気にするカルチャーが作られていますね。
他人の目を意識し過ぎると、常に監視されているような気分になり気が張りつめてしまいます。
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実際のところ誰もが自分の見たい世界を見ています。
人の数だけ優劣や善悪のものさしがあり、それぞれの見方で物事を判断しています。
一般的に「常識」だと言われていることですら、そのものさしを大人数で共有しているだけです。
そのものさし自体が正しいわけではありません。
過去に「あたりまえ」だとされていた考え方や常識ですらも
時間が経てば簡単にひっくり返ってしまいます。
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世間のものさしを真実だと思うと不幸が始まります。
受験や就活に失敗して命を断つ選択をしてしまう方もいますが
あるものさしが絶対の真実だと信じているため
そこから「はずれて」しまった自分に希望をみることができないのです。
実際のところ、たとえ路頭に迷ったとしてもそこから始まる人生もありますし
世間で言われる「勝ち組」「負け組」などの言葉で分けられるほど、人生は単純なものではありません。
元を辿ればそれらのものさしは自分が元から持っていたわけではなく
教育やメディア、誰かからいつのまにか押し付けられた幻想です。
大人数で共有されただけのものさしを真実のように思い
そのものさしに合う自分になる事が幸せだと考えますが
それは実際の幸せとは大きくかけ離れています。
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幸せとは測れるものではなく、自分自身で感じるものです。
他人基準から自分基準に戻さなければなりません。
特に幸せや不幸の基準は他人に任せると苦しいです。
幸、不幸の基準を他者に明け渡してしまうと
自分が今感じている幸せよりも
他人から見て幸せか、不幸かを重要視するようになります。
いくら幸せな自分を演出しても
いくら不幸な自分にならないよう努力しても
幸せの基準を自分自身に置かないかぎり
そのレースに終わりはありません。
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たとえ誰かがあなたを馬鹿にしても
その人の基準で勝手に言ってるだけです。
あなたが傷つく必要なんてありません。
あなたの断片的な情報から勝手に作り上げたイメージを馬鹿にしてるだけの自作自演です。
他人基準で生きていると人の評価が何より重要になってくるので
必要以上に心にダメージを負ってしまいます。
もちろん真っ当な忠告であれば受け入れた方がいいですが
本来はそこから改善していけばいい話で傷つく必要なんてないのです。
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人からどう思われるかを過剰に気にするのは現代社会にかかった大きな病だと思います。
誤解を恐れずに言うならみんな自意識過剰なんです。
そして、みんなが自意識過剰ということは
誰も他人の事なんて本当の意味では見れていないということでもあります。
他人の目とは他人の目に見せかけた自分の目に過ぎません。
自分自身が見聞きした断片的な情報をつなぎ合わせて
「自分ならこう考える」
というイメージを乗せたものです。
結局、他人の目は自分自身で作り上げたイメージに過ぎません。
この記事の上の方でも書いたように
結局は誰もが自分の見たい世界を見ています。
それぞれの解釈を乗せた色メガネ越しの世界を見ているのです。
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この世界はどんな見方をしても自由です。
それをわざわざ誰かが作った窮屈な見方に従う必要はありません。
そして、自分の見方は歪んでいると気づいたときが自由への一歩です。
もしどんな見方もできるなら
あなたはどんな世界が見たいですか?
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シャーマン司
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