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MyNovel
大学生の頃。必修科目の講義でメラビアンの法則について学んだ事がある。メラビアンの法則とは、人と人がコミュニケーションを図る際、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えていることを示した心理学上の法則であり。アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンによって提唱されたと記憶している。
初めての恋愛は高校生の頃。文化祭の準備期間中に一学年上の先輩に告白されて付き合ったのがきっかけだった。
その頃の私はあまり恋愛に対して積極的ではなかったけど、まわりから「あの先輩と付き合った方が良いよ!」「イケメンだし。性格も良いし。友梨羨ましい〜〜。」といわれたのと、先輩から「絶対幸せにする!」とプロポーズに近い形で押し切られてしまい、先輩との交際が始まった。しかし交際してから3ヶ月後、私の同級生とも付き合っていた事を知って先輩とはわかれた。
あの日以来私は、人を見た目だけでなくちゃんと中身もみようと思っていたのに、、、、、、、、。江藤浩一と名乗る男性に心を奪われてしまった。 それほどまでに格好良く声もいい。
私はしばらく見惚れてしまっていた。
佐々木「吉田さん。。吉田さん!」
友梨「は、、、はい!」
佐々木「大丈夫?? ぼーっとしちゃって、、、、、。もしかして、、、。江藤さんに惚れたな?」
友梨「そ、、そ、、そ。 そんな事は。」
佐々木「隠さなくてもいいよ。顔に書いてあるもん。吉田さんて案外わかりやすいのね。でもわかるよ。江藤さんかっこいいもん。 けど残念。江藤さん奥さんいるのよ。」
友梨「だからそういったことでは。」
江藤「あのー。」
佐々木「あ。すいません。無駄話しちゃって。」
江藤「それは大丈夫なのですが。今回吉田さんはどういった経緯で?」
佐々木「吉田さんは将来キャリアアドバイザーとして活躍したいと希望していまして。江藤さんからお話して、何か刺激になればと思い。連れてきました。」
江藤「なるほど。そういうことでしたか、、、、。しかしコンサルタントとキャリアアドバイザーとでは、仕事内容も大きく違うので、アドバイスになるかどうかは。」
友梨「お願いします。お話聞かせてもらえませんか? 私はまだ半人前なんですけど。このお仕事の事をもっと良く知りたいんです。」
私はいつもより前のめりになって話しを聞こうとした。向こうはあまり乗り気ではなかったが、江藤はとうとうと話してくれた。
しかし私は何故か気分が晴れなかった。
to be continued
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