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活法で生きていく

剣の世界には「活殺自在」という言葉がある。

剣は人を活かすことも殺すこともできる、ということだ。
『るろうに剣心』では、活人剣や殺人剣という言葉が出てくる。

香月は、意図的に活法を心掛けて、生きていきたいと思った。

自分に対してもそうだし、他の人と関わるときも、その良さを殺すのではなく、活かすようにしたい。

時々、人と関わると、モヤモヤして、その場を壊してしまうような気がする。
それは殺法を使っている。

それは自分の心もしんどくなってしまう。
だから、これからは、活法を使う。

殺法は破壊、活法は癒しだとすると、
ただ単に力を奮えば、破壊になってしまう。
その力を上手に使えば、癒しにもなるし、成長・発展のために使うことができる。

活法は自分自身がリラックスしていたり、落ち着いていないと使えない。
だから、自分自身が身をまかせる、信頼する、といった状態にしておく。

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