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生誕・肉太郎と飼う女①

と、いうわけで見出し画像は横浜は関内に敷居を構える『和味・志元』さんのカニクリームコロッケです。うまし。
こんな画像を山のように保管している飼う女。そりゃあ肉太郎と別れるのは4アクセル跳ぶくらい至難の業でしょうよ、と自ら思わずにはいられない。

まぁ推しは4アクセル跳べないんですけどね……。

そもそもが飼う女は生まれた時からでかかった。3900グラム。
妹も同じ体重で生まれたのだが、彼女はその時点ですでに身長が優り、わたしは幅が優っていた。
それは今でもお互いのルックスに色濃く反映されすぎている。

またその現実を幼い頃からわたしに突きつけまくったのが母であった。
『あんたは妹より身長低いのに体重がおなじで』と連発されるのは言うに及ばず、彼女が居間に飾っていた最愛の力士『北の湖』のポスターをはがしたのも、近所のオバハンにわたしの肥満をディスられたせいだと言われた。

昭和の名横綱北の湖。村上龍先生も大好きだったようで、インタビューもしている。

『乳幼児の体重管理は完全に親の責任だろ』と今なら言えるが、すでに鬼籍に入っている彼女には伝わらない。
よしんば伝わったところで、ヒステリックに泣き喚きながら自らの無実を延々と訴えるだけだとわかっている。

そう。飼う女の母は、昨今いうところの『毒母』であったのだった。

本日はここらでアスリート特集的な感じで終わり、次回に続きます。ではではアンニョン〜。

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