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木曜の朝の気分


今週ははじめから長男のテンションが
バッドコンディションだった。

理由は分からない。

毎朝、保育園に行きたくない、と
瞳に涙を溜めて訴えかけてくる。

わぁぁ、と泣いて床にへばりついてるなら
無理やり引っ剥がして連れていくのに。
(ないものねだりなのは分かってます)


悲しそうで、あわよくば仕事休んで?と
本気で思っている表情に

毎朝もらい泣きしそうになりながら、
心がジクジクしながら、
、、、

先生に頭を下げて我が子を置いてくる。


昨日は迎えに行くと、
朝にはなかったマスクを付けてる長男がいた。

先生曰く、

楽しそうに過ごしてるのに
急にしんどいって教えてくれて
その度に熱も測るけど熱もなくて

マスク付けたらちょっと落ち着いたようです

、とのこと。
マスクは先生なりのおまじないだったと思う。

長男の訴えに真摯に向き合ってくれて
日々感謝しかない。



そして、今朝はとうとう制服も着れず
床にへなっと座り込んでしまった。

保育園行きたくない、
お仕事お休みしてほしい、

また涙をたくさん溜めて訴えてくる。

洗濯も洗い物もほったらかしで
とにかく話をして、抱きしめて、

それでも身体の芯に力が入らない長男。


結局はマドレーヌを好きなだけかじらせた。
お菓子で釣って家を出たのだ。

最後は
眼に力はないものの、
泣かずに教室に馴染んだ長男を置いて
駅に向かった。



木曜日って難しい。
月曜から自分を奮い立たせていたやる気も
そろそろ底を尽きてきて
週末も見えそうで
高すぎる木曜金曜の壁に阻まれる。

30年近く前の記憶を掘り返すと
私もそうだった、旦那さんもそうだったらしい。
幼稚園に行くのが毎日嫌で嫌で。

でも毎日ちゃんと過ぎていって
ここまで生きてきたんだけど、
その1日をどう乗り越えたか、の記憶は
一切出てこないのは不思議だ。


こうやって気持ちを書き留めて
その時衝動的に起こした行動も記録して

先々の自分に何か響いたら。

そう思い、noteを始めることとする。


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私の幼少期の話だか、
たまに幼稚園をずる休みさせてもらった記憶は残ってる。

用事があるわけでないので、
お母さんが普段過ごす1日に付き添うだけの
ずる休みだったと思う。

不思議と、
翌日はまた頑張ろう、と思えたずる休み。

毎日幼稚園を嫌がっていた私に
ずる休みを与える母親の絶妙なタイミング。

癖にならず、
翌日の活力のみを与えるずる休み。

どんなさじ加減だったんだろう。

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