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発見やきっかけは日常に転がっている

8月13日日曜日
〜癌と向き合う36歳の挑戦日記 10〜

グミを食べる時って舌を結構使うものなんですね。
私はグミが大好物です。

息子と一緒になってお菓子売り場でグミを物色しては、一緒にグミを食べるのが大好きなのです。

私の大好きなグミがポイフル。息子はスーパーやコンビニでポイフルを見つけると、
「ととやの好きなグミだ。買っていいよ」

と言ってカゴにグミを入れのだ。なんとも可愛い。
私はありがとう、と言って会計へ。

車に乗り込むと、
「ととやグミ食べないの?」
とせかしてくる息子。

私も早く食べたいのもだから、
「今食べるよ」と言って袋をあけ、いただきます、と言ってグミを口へ運ぶ。

息子は「一個ちょうだい」
屈託のない笑顔で手を伸ばす

一つあげると、今度は袋に手を伸ばしてくる。

結局パクパクと止まらない息子。

飽きた頃、「ととやあげるよ」

残り数個、、、
「ありがとう、、、」

これがいつものパターンだ。

最近は大好きなグミを食べると、舌がイタっとなる。
ご飯を食べる時はできる限り舌を動かさないようにしているのだが、
グミは結構舌を使う必要があることに気づいたのだ。

弾力があるので無意識のうちに舌を使って転がしたり向きを変えながら食べていたのだ。

うがいもその一つ。水を口から吐き出すにも舌を使わなきゃできないのだ。
これも舌癌になり、気づいた。
日常で舌は、知らないところでかなり活躍してくれていたようだ。

新たな小さな発見。

今まで何にも感じなかったこと、考えなかったこと、気づかなかったことは世の中に山のようにあり、私の知らないところで私を助けてくれていたんだな、と気付かされた次第です。

他にも、私の気づいていないところで様々な人、ものが動いて助けてくれているんだろうな。

気づけたことには感謝をし、気づいていないところに気づけたらまた一つ視野が広がり優しい気持ちになれたりして。
そんな風に思えてきました。

グミから気づいたこの発見。
きっかけは日常に転がっている。

あ〜早く思いっきり口いっぱいのグミが食べたいな。



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