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慣れは、良いこと?悪いこと?味方か敵か

8月12日土曜日
〜癌と向き合う36歳の挑戦日記 9〜

今日は久しぶりに暑くない一日。
前日と気温差10℃以上。
なんだか寒いくらいで調子狂ってしまいそうです。

人の体は直ぐに慣れるものです。
毎日30℃、35℃と、例年にない連日の高温。

最初は外に出れば暑さで溶けてしまうんではないかと思うほど恐ろしい暑さでしたが、何日もそれが続くと
「今日もまたか」
「今日も暑いな」
「今日もか」
となって暑くてもその暑さに慣れている自分に気付かされました。

熱中症の危険がある為、外出は極力控えたりはしていましたが、気持ちが慣れてしまうのです。

というより慣れないとやっていけないというところでしょか。

そう考えると、何事も気持ち次第なんだなと思う次第です。


私は癌を患いました。

初めは気持ちが不安定でした。
しかし、2週間ほど過ぎたら気持ちが慣れてくるものです。

入院したり、具体的な治療が始まったらまた状況が変わる為、慣れるまで少々時間がかかるかもしれませんが、これもまたきっと慣れることでしょう。

不安や恐怖に慣れることはいいことなのかわかりません。
また、慣れは惰性へと変わって一般論では良くないこととしてとらわれがちです。

しかし、あらゆる境遇に慣れて、その難題を乗り越えて行けることは人の能力であって、そういった事を繰り返していくことで、また一つ成長できるんじゃないかと思ってます。

慣れを味方に。

今はなんでも味方にできればと、藁にもすがる思いで過ごしています。


身体的な慣れについてもう一つ。

私はご食べることが好きでたくさん食べます。
一食で米3合くらい食べることもできます。多分、、、
ちょっと盛ったかな。笑

けどまあ、そのくらいは一度に食べちゃうのです。
それだけ食べてると胃が大きくなるのか、沢山食べないとお腹が満たされなくなってしまうのです。

舌の手術をしてご飯が食べられなくなったらこれは大変だ!
一大事だと気づいた私は今からご飯の量を減らして胃を小さくすることにしたのです。

三日も少食にしていたら、少しの量でも満足感を得られるようになりました。

人間の順応能力凄過ぎます。そして慣れの恐ろしさ。

気持ちを持てば、体はついてきてくれるんですね。

後は、いかにその気持ちを切らさず、気持ちを持ち続ける為のガソリンを注入し続けるか。

癌治療、今から体力つけて、しっかりガソリン補給しながら長期戦マイペースでクリアするぞ。
まるでマラソンだ。

マラソン苦手だったな〜。。。
短距離走が得意な私でした。不安、、、笑

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