ランタン祭りの出発点 地域ができないんだったら、君がやるしかないよな!
【秋芳洞商店会ふるさと台湾友好ランタン祭り 始まり】
2014年に国の地域商店街活性化事業『にぎわい補助金』というものがあった。市からこの補助金を使って商店街で何か取り組みをしないかという話があり、ランタン祭りを行うことになった
※市が代わりに取ることなどはできず、商店会や自治会単位での申請
元々は一市二町で合併する前の秋芳町時代、夏の暑い時期に秋芳洞商店街にランタンをつるしてお客様を迎えていた。その時のポールやワイヤーもあることから、その取り組みを復活させることとなった。
補助金申請、発案、事務局、広報を私が担当。市からは豊村雄二さんがサポートについてくださった。
過去のランタン設置は秋芳町観光課が主体となり、設置作業などを商店街の店が手伝うという役割分担であった。しかし、この時は補助金をとって商店街が主体のまつり。どう配置するか、何個配置するかなど、全てを考えなくてはならなかった。
それに加えて補助金の申請作業がある。初めての補助金を取る経験だが、金額は400万円。申請作業は大変で、しかし予算はカツカツで厳しい。
ちょうど美祢市と台湾との関係も注目されていた時期で、台湾提灯のランタンを使用することもあり、時期は台湾の旅行者が増える旧正月に設定した。
当初、予算の関係から電球は入れず、提灯を飾る方向で進めていたが、ランタンを飾るなら夜のイベントにして『点灯』が条件に加わり苦労することになる(秋芳洞商店街にランタンを飾るが、明かりを点灯させる電気工事を入れたらそれだけで500万円を超える設置費、電気工事費が発生し、設置のみでも予算が足りないことが見積もりで判明した・・・)。
真面目な地域振興⑦では、乗り越えるきっかけとなった内容などについて記す
【余談:市役所にて】
市「賑わい補助金という補助金があるが、商店街単位の申請が必要だ。観光の振興に使える自由度の高い補助金だが、どう思う?」
私「賑わいを増やすために使えることはいいことだと思います。」
市「実現できると思う?」
私「高齢化もしているし、なかなか難しいのではないでしょうか。」
市「そうだよなぁ。だからやるとしたら君がやるしかないよなぁ」
私「ん????」
私だけ呼ばれて行った先でこの会話。持ち帰って考えたが、やることを決めて回答。
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