会社員の向こう側(2話)

前回の更新から約10日。
ほぼ大手に絞り、100以上の求人を見たが、テンションが上がるものは皆無だった。

おれはきらきらスーパーエリート社会人を目指していたわけじゃないと気づいた。
周りがいわゆるJTCに勤めるなか、公務員になった劣等感がそうさせたのかもしれない。周りの大学の友達と比べていたからかもしれない。

結局、欲しいのは見栄ではなく、時間とお金に縛られず、暮らしたり、趣味とか同じような考えをもった仲間と過ごしたりしたい。それが答えだ。

去年は年間を通して一桁代の残業時間だったが、今年度、部署異動があり、月間およそ50ほどの残業をしている。自分の仕事が終わらないならまだしもチームで仕事をやっていて、各職員に謎のこだわりがあったり、上の理不尽な指示が理由であったりだ。

会社員である以上、ある程度諦めも肝心かも
しれない。でもそれをしたくない。幼稚だし、
自己中だ、それは分かっている。

難関資格をとればいい?
お金をいくら稼げば安全か?
そのモヤモヤと闘いながら、今日も会社へ
向かう。

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