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災害時のために備えているもの

1月1日に発生した能登半島地震このたびの災害に対し、心よりお見舞い申し上げます。
また、4月17日午後の四国地方の大きな地震にも驚きました。
皆さまの一日も早いご再建をお祈りいたします。

皆さまは災害時の備えはされていますか?
私は今まで「少ししている」程度でしたが、今回能登半島地震があり、改めて備えをし直そうと思い、完璧には程遠いものの、出来る限りの備えをすることにしました。

家の中で備えられることは、「家の中にいることが出来る状況」の時に有効だと思いますので、備蓄をしても建物の倒壊や火事などで非難しなければならなくなったときはその限りではありませんが、それでも備えは大切だと思います。

私が思う優先順位は①水②トイレ③食料④スマートフォンの充電⑤現金です。

私は一人で暮らしておりますのでこの量にしました。

今まで2リットルのペットボトル数本の水を備蓄していましたが、現在は2リットルペットボトル15本、30リットル用意しました。
長期間持つ備蓄用の水も販売されていますが、通常スーパーやドラッグストアなどで100円以下で購入できる水も約2年は持ちます。
消費期限をマジックで大きく書き、期限が近くなれば飲んで新しいものを購入すればそんなに高い買い物にはなりません。
停電時にも使えるタイプのウォーターサーバーがある方も安心ですよね。

トイレ


例えば、お風呂の水を溜めておき、流すときにその水を使うという事が出来るのかと思っていましたが、水が止まっている場合、無理やり流すのも良くないそうです。
私がよく読んでいる女性医師の方のブログに家庭用ポータブルトイレの「ラップポン」という商品がとても良いと書かれていましたので、即購入しました。
“ラップポン”とは、日本セイフティーが独自に開発した「水を使わず、臭いも漏らさず、排泄物等を密封して微生物(細菌)も遮断する新しいラップシステム」のことです。とWEBサイトに記載されています。
コンセント式ですので、電気が止まっていなければ・・・にはなりますが、別売りのバッテリーや、車をお持ちの方は専用ケーブルもあります。
登山家の野口健さんが被災地に、このラップポンや寝袋をたくさん届けておられます。
トイレに関しては想像以上に辛いことの一つだと思いましたので、値段は安くはありませんが購入しました。

食料


私は炭水化物を基本的に食べませんので、約5日分ほどですが、缶詰類、カップスープ類、カレーなどのレトルト食品を揃えました。
災害時の食事は缶詰を主に備蓄しています。
理由は防災用の缶詰ではないため、スーパーで安く手に入り、長期間持ち、魚や肉などのタンパク質が摂取出来るからです。

また、私は日ごろからサプリメントやプロテインを服用し常備していますので、災害時は極度の緊張状態だと思いますが、大きく体調を崩す心配は少ないと考えています。

炊き出しやおにぎり、パン等の配布はとても有難いことだと思いますが、タンパク質やビタミン、ミネラルが少なく炭水化物が多い食事になり、さらに緊張状態が重なると、体調不良や口内炎などが起こりやすくなります。
そのため、ビタミンやミネラルのサプリメントはあった方が良いと思います。

100円均一ショップではグリコさんの「賞味期限が5年6か月、温めずに美味しく食べられるカレー」なども販売されており、レトルト食品は火を使わずそのまま食べることが出来ますので数種類購入しました。

また、つらいときほど暖かい食べ物があるとホッとするだろうと思い、普段は飲まないのですがカップスープ類も用意しました。

ガスが使えないとき用にカセットコンロを購入しようと思ったのですが、普段使いなれないガスボンベはやめ、「モーリアンヒートパック加熱セット」を購入しました。

商品説明には「水や電気を使わず、いつでも、どこでも簡単にレトルト食品や缶詰を温められます。水を注ぐと直に発熱が開始され、約15分間98℃を保ちます。携帯性にも優れ、アウトドアのお供としても最適です。発生する蒸気は無害なため、食材に触れても害はありません。」
と記載されています。

水素水などのアルミ缶に入っている水を1本用意しておき、お湯を作りたい場合は、ペットボトルの水をそのアルミ缶に移し替えて使おうと思います。

スマートフォンの充電


災害用バッテリーとして、ソーラータイプのバッテリーを購入しました。
太陽光だけで充電するのは時間がかかるそうですが、一度フル充電をさせたあと、窓際の明るい場所に置いています。
わずかでも充電できると安心だなと思い、普段使いではなく災害用として用意しました。

その他


口腔内を清潔に保つためには歯磨きが重要です。
水は飲料用のペットボトルを使用し、水が流せない場合のためにラーメンなどの汁を固める凝固剤を用意しました。

その他、使い捨てのお箸、紙コップ、スプーン、アイラップ、体拭きシートなどを準備。

僅かばかりの備えではありますが、何も無いよりは少し安心かなと思い私が備蓄しているものです。

私はいつもこう思います。

大きな災害が起こった時、近くのスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどからは水も食料も一瞬で無くなります。
もし、私が2リットルの水を一本買えば、誰かがその一本を購入することが出来なくなります。
それであれば、潤沢にある状況の時に少しでも備蓄をし、もし家にいることが出来る状況ならばせめて5日間ほどは家から一歩も出なくても過ごせるような備えをしておきたいなと。

5日間、一週間経っても身動きが取れないのであれば、その時には水や食料を少しは買わせてくださいと。
また、私は普段基本的にキャッシュレスですが、現金も備えのひとつとして手元にあります。

備えは「99.9%起こらないかもしれないこと」に対して準備することだと私は思います。
それは、災害に限らずとも。

MIYUKI


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