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#5 意味のある資格って・・・何?


近況


『こんにちは、あるいは、こんばんわ』SPY×FAMILY、まるパクリのかちょーです。

先日、FP1級に合格して、上司に報告しましたが「それってどんな資格なの?」と悲しすぎる質問で、何も語らず、席に戻り、自らに「ドンマイ」と心の声をかけました。

出会い別れの季節が過ぎ、新態勢で今年度の目標に向かって邁進中、見渡す限りノルマばかりで、食傷気味です。


毎年度、目標がリセットされて、無限ループ状態ですね。

最近、現実逃避に、Amazonプライムのアニメを見ることが多く、名作に感動しています。「サマータイムレンダ」素晴らしい作品でした。

タイムリープする話は元々好きですが、この作品は設定が秀逸です。ネタバレすると申し訳ないので、このくらいにとどめておきます。

作品の舞台になった和歌山県の友ヶ島、聖地巡礼で機会があれば、是非訪れてみたいと思います。

なお、ヒロインの潮(うしお)はずっとスクール水着を着ていましたが、あれは作者の趣味なんでしょうかww

今回は、意味のある資格について、語っていきます。

意味のある、って定義が難しいので、私は金融機関に勤務しているため、金融機関(銀行)で実務上役立つ資格について、独断と偏見で話をしていきます。

これは私が今まで取得した主な資格です。

行政書士、宅地建物取引主任者、簿記2級、貸金業務取扱主任者、中小企業診断士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、ITパスポート、mos資格です。

職場では、私のことを資格が趣味と言う人がいますが、決して趣味ではなく、一貫して実務に役立つ資格を取り続けています。

実務に関係ない資格まで取る余裕がない、と言った方が正確かもしれません。

私は、実務知識が足りないな、体系的に理解したいな、と思ったら必ず資格試験を探します。

資格試験を意味がない、という人はいますが、決してそんなことはないと思います。

実務知識が足りないとき、先輩から教えてもらったり、マニュアルやネット情報を調べたり、断片的な知識を積み重ねますよね。

地頭の良い人であれば、断片的な知識を有機的に結合することはできるのかもしれませんが、私も含めて凡人には容易なことではありません。

そもそも、金融機関は憶えることが多すぎます。

いつまでたっても、断片的な知識のままで、時間の経過の中で、知識から抜け落ちてしまいます。

資格試験の良いところは、体系的な情報やデータをそこにまとめてくれていることです。

例えば、知りたいことが10個あれば、個々に情報を取りに行く必要があります。

一方、資格試験であれば、個々に無駄な情報アクセスが不要で、情報の取り方は非常にシンプルです。

行政書士


例えば、行政書士。何かと、議論の的になる資格ですが、法律を体系的に勉強したい人には、オススメの資格です。

特に、金融機関に入社した職員は、金銭消費貸借契約による法律行為や債務引受、根抵当権など業務遂行するえで、必須の知識が満載です。

入社したての頃、「根抵当」を「こんていとう」(正しくは、ねていとう)と言ったり、今は民法改正で呼び名が変わってしまいましたが、「重畳的債務引受」を「じゅうじょうてきさいむひきうけ」(正しくは、ちょうじょうてきさいむひきうけ)と言ったりすると、何も知らないと思われて、赤っ恥をかきます。新人なら許されると思いますが・・・

金融機関で役立つ知識が満載で、資格を取らなくても勉強する意義は高いと思います。

独立開業して、食える、食えない問題は、常に議論されますが、それはいったん脇に置きます。

宅地建物取引士

次に宅地建物取引士です。不動産会社の必須資格として有名ですが、金融機関では、融資する際、不動産担保を取るケースがあります。その際に必要不可欠な知識になります。

都市計画法や建築基準法、接道義務、用途制限など、知っておきたい情報が満載です。

金融機関に勤務して、宅建士を勉強していない職員が居たら、問答無用で勉強すべき、とオススメの資格になります。

不動産担保設定するときに、登記情報サービスで不動産謄本や公図、建物図面、地積測量図などを取得できますが、難易度の高い物件がゴロゴロしています。

水路が走っている青線や里道の赤線、接道道路に橋がかかっている、仮換地、などなど、不動産実務は難しいです。

法令上の制限を確認するため役所に出向き確認しますが、役所の職員は専門家と話すことが多いため、知識レベルを下に降りて説明してくれません。冷や汗だけかいて、帰宅することになるでしょう。

前提知識がないと、担保設定は苦手になります。最近は無担保融資が多いため、若手職員は不動産担保を恐れていますww。

あの拒絶反応は、少し笑ってしまうほどです。

簿記

言わずと知れた、人類史に残る最大の発明、それが簿記です。

資本主義の牽引役であり、借方、貸方から始まり、収益、費用、資産、負債、純資産など、成果物である決算書を素因数分解した項目の理解になります。

金融機関の職員であれば、問答無用に取得しなければならない資格と言って過言ではないでしょう。

簿記を取得していない若手がいますが、簿記が分かっていることを前提に説明するため、私の説明も「ちょっと、何言っているか分からない」状態なんでしょうか。

ちなみに簿記発祥の地は、イタリアのベネチアだそうです。

水夫が船の左右のバランスを取る、そこから転じて、簿記が生まれたとか(諸説有)

ベネチアで簿記を教えて貰った、本格派の女性がいました。勉強が進みそうですw

中小企業診断士

ザ、オールマイティ、経営に必要不可欠な知識を体系的に学ぶことができる資格です。

経営理念、経営戦略、事業戦略、戦術など、攻めに転じることも、防御に徹することもできます。

自らの得意分野と組み合わせると、有効に機能し始めると思います。

税務や会計などディフェンス面のアドバイスをできる職員はいますが、売上面の攻めに転じるためにどうすべきか、経営者と議論できれば、差別化し、信頼を勝ち取ることも容易になるでしょう。

会社内の在籍場所を問わず役立つそんな資格です。

ちなみに、私の所属する会社には診断士が200名程度いるため、希少価値は全くありません。

診断士ホルダーはキャラが濃く、アルファベットの横文字をやたら使いたがるので、女性職員から、「あー、やっぱりね、嫌味たらしいとおもったら、あの人診断士なんでしょ」と羨望どころが、煙たがれ、逆差別の対象になっています。

同じ診断士ホルダーでも、アルファベットの乱発に身震いがします。

まずは、社内での診断士の地位向上が急務ですね🐽

私は女性職員からの迫害を逃れるべく、診断士の身バレ防止に勤しんでいます。

1級ファイナンシャル・プランナー技能士



人生100年時代を迎え、会社内外を問わず役に立つ資格です。お金に関する内容を幅広に学ぶことができます。

特に、税務や不動産、相続事業承継に詳しくなれるため、他の職員よりも一歩抜きに出ることができる実務に役立つ資格です。

この資格は本当に出会えてよかった、と思っている資格です。

もっと早く勉強できていればと、悔やまれます。

冒頭のとおり、資格を取得しても、私の評価は薄かったですが、金融機関にいれば、一般的に評価される、そんな資格です。

FP1級試験は、学科合格後に、FP協会ときんざいの実技を選択することができますが、試験は是非、きんざいの実技をオススメします。

きんざいの実技はリアル面接であり、そのために口頭で発する訓練をしたことは、脳の中枢にこびり付いて離れません。

不動産や相続事業承継で、質問されたら即答できる高みまで押し上げてくれる、そんな資格です。

実技試験の戦いの記録です。良かったら、見てください。

終わりに

今回は、金融機関(銀行)に役立つ資格を取り上げました。

資格試験を意味がないと揶揄する人は必ずいますが、決してそんなことはありません。

実務で必要と感じたら、それにあたる資格がないか確認し、最短で情報にアクセスする、そして、更に興味があれば、多面的に情報を取りに行く、そして、実務に還元する。

そういった正のスパイラルになれば、苦しいノルマを課せられていても、専門性を高めて、モチベーションを上げられたら、仕事が少しだけ楽しくなると思います。

良く分かっていない内容にあり得ないノルマが課される、これほどの地獄はありませんよね。

推しの登場人物をことごとく、死亡させる進撃の巨人並みの地獄かと思います。

どうせ、辛いのであれば、ポジティブに考えて、少しでも楽しくする方法を考える、資格試験にはそんな効果があるように感じます。

💗を押してもらえると、次回作を書く気力が沸きます。

かちょーは、気まぐれなマイクロブタなので、いつ執筆をやめるかわかりませんww



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