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先生達の人間関係

職員室も教室

 職員室も一つの教室。もちろん人間関係も多様です。幸い、私自身は教師同士のいじめを見たことはありません。しかし、もめる場面に遭遇することは結構ありました。色々な先生方にそれぞれ違った教育観があり、全ての先生が同じ考え方で教育活動を進めることは難しいです。

 今回は私の周りの先生の大まかなタイプをまとめてみました。どのような先生が良い悪いなどと言うつもりはなく、色々な先生方がいてこその教育だと思っているので、読んだ方に知っていただけると嬉しいです。先生あるあるになるんですかねー。

上下関係もしっかりある?

 基本的には教諭(講師)・教務(主幹)・教頭・校長などの上下関係があります。校長は業務の上で命令もできるんでしたかね。
しかし、やっぱり同じ教諭でも上下関係は生まれていきます。当たり前ですね。命令する力?がないだけで、経験年数や指導力、発言力などからしっかり上下関係があります。ベテランの言うことに若手が従うのはどの業種でも当たり前かもしれません。
 ただ、子どもという日々変わっていく相手に対して、ベテランの言うことがすべて正しいわけでもなく、全て誰かのやり方に合わせる必要もありません。それなのに、上下関係が生まれるせいで自分のやりたいことができないということが往々にしてあります。合わせる部分と個性を出す部分が曖昧なところがある気がします。

色々な先生

 先生達は性格も様々です。仕事の仕方も。そんな人たちで組織として働くからこそ良いんですが、あくまでもうまく機能すればの話です。こじれるとトラブルになっちゃいます。基本先生は情熱があり、こだわりもあるので、意見が衝突することはたくさんあります。うまく機能させるために、それぞれの先生方が合わせていかなければ…。

完璧主義

 自分のこだわりの取り組みに一切手を抜かないすごい先生。学級のことだけではなく、校務分掌などについても同じです。授業準備も時間をかけておこなったり、毎日学級通信を出したり、独自の取り組みをたくさんしたりします。子どもたちはとても育ちます。学力も上がります。ただ、同学年の先生にも同じことを…。となるとこじれることもあります。周りも同じレベルで仕事をさせるようなことになると大変です。

校務分掌でも新たな取り組みを提案することもあります。自分の仕事を完璧にこなせるんですね。その裏には自分の時間を削っていることも多分にありますが…。

完璧主義の先生はとても力をもっていますが、周りに影響を与えることもありますので、うまく連携をとっていきたいですね。

教えたい

 自分の経験からうまくいった指導法や取り組みを教えてくれる先生がいます。とっても良い先生です。たくさん助けられてきました。優しく、いろいろなことを教えてくれる先生になりたいものです。

 ただ、押し付けてくる先生がいるのも事実です。押し付けるという言い方もちょっとあれですが…。子どもが変わると指導も変わります。子どもを見ながら指導を変えていくのが先生なのですが、同じ方法に固執してそれを若手にさせるような先生を見かけることもあるので、見極めて判断しなければいけませんね。

向上心がない・同じ方法をずっとつかう・新しい取り組みは苦手

 めんどくさいのか分かりませんが、向上心のない先生も見かけます。毎年同じようなことをする先生ですね。環境や働き方によっては仕方のないことかもしれませんが、教材研究をしたり、新たな指導や取り組みをしてみたりすることも教師の大切な仕事だと思います。相手は子どもです。毎年同じ手は使えません…。まあ、大変ですけどね。

 めんどくさいのか、効率を上げたいのか、業務を削ることは大切ですが、削るにも見極めが大事です。「業務の範囲内なのか」「業務時間に収まるのか」を考えるのが大切な気がします。私もそうですが、精選していかなければなりませんね。うまくいけば効率化も図れますね。

まとめ

 いろんな先生がいます。どの先生が良いなんて、見る人によって変わります。また、子どもたちにとって、色んな大人と関わることが大切です。だから、うまくまわっていけば良いなと思います。向上心をもって、日々努力ですね。

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