#未来のためにできること


SDGsと言っても正直どんなことをしたらいいのか分からないし、持続可能な開発目標に17項目があるということもインターネットで調べて知りました。

なぜ今の時代になってSDGsが身近な課題として私自身も考えねばならなくなったのか。私は昭和33年生まれですから、前期高齢者、もう半世紀以上生きてきました。子供は独立し妻には先立たれひとり暮らしにも慣れ地方都市の小さな町で暮らしています。週に2回家庭ゴミの回収車が団地前まで来てくれて、月に2回資源ごみ(缶・びん)の回収もあります。そのほかに月に1回資源ごみ回収(紙・段ボール・ペットボトル・衣類・油)を団地の分として纏めてクリーンセンターまで運搬して持って行きます。

私の子供時代どちらかと言うと物がない時代でした。昭和末期ごろに各地の郊外にDIYホームセンターが出店して、家にない物をどんどん買っていった時代でした。ちょうど百均もその頃に出始めたんじゃないかと思います。
気がついてみると新築で何もなかった家の中は物々で溢れて家は狭くなり、平成になって断捨離という言葉が流行りました。そして最近では物を極力持たないミニマリストとも言う言葉もあります。とにかく人間の欲の本質なのかも知れないけど、無ければ欲しいし、あり過ぎると困るの繰り返し。

世界的に問題になった海亀の胃袋からプラスチックが見つかった頃から石油二次製品からの脱却をとメディアが言い出したかと思いますが、1970年頃の太平洋の海は今よりももっと汚れていましたね。海のすぐ近くで育ったので覚えていますが海岸はコールタールの黒い団子があちこちに打ち上げられていましたしビニルなどもずいぶんありました。その頃は海のゴミは放置されていた。海は今の方が見た目は綺麗です。

とにかく物が増えましたね。ペットボトルを買うのは当たり前だし、コロナで保健所の指導でタオルも使い捨てのペーパーを使うようになりゴミも増えました。どんなに頑張っても経済とのバランスを取る限りゴミも減らないでしょう。隔週で瓶の色分けしてリサイクルセンターへ持っていってもそこでは各色入り混じった瓶が一塊に置かれています。誰かがコツコツ分別するはずです。


私もコツコツと毎回必ずペットボトルや瓶のパッケージを剥がして分別しできるだけゴミを出さない生活を続けます。ただこのままでは次のステージにはほど遠く感じます。


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