『昭 田中角栄と生きた女』 を読んで
彼女が背負ってきたものの重さ
アマゾンでの星1のレビューを拝見して心が動き、読んだ。
私は自殺未遂を起こすことはなかったし、親は政治家ではないし、戸籍に悩むこともなく、親の経済力は遥かに違うが、著者と似た歪みを持っているから。
この本のタイトルの『田中角栄と生きた女』とは、田中角栄氏の秘書頭だった佐藤昭さんであり、著者の母上である。
表紙写真で角栄氏と並んでいる女の子が、著者の佐藤あつ子さんだ。
アマゾンの星1のレビュー二篇での、あつ子さんへの批判は、私自身への批判のよう