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長月猛夫@官能作家
2022年4月27日 17:38
「さあ、恥ずかしいことをはじめましょうか、奥さん」 古びたラブホテルのベッドに腰かけ、タバコをふかしながら男はいう。だらしなくはおったガウンの股間は、すでに隆々とした盛りあがりを見せていた。 そんな男を、雅代は立ちすくんで見すえる。 男の名前は知らない。なんらかの理由があってこの場所にいるはずだが、それもあいまいになっている。 さっき飲まされたクスリのせいだろうか。そんなふうに思ってしまう