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私が転職先を探す際に注意したこと【平均残業時間・月平均所定外労働時間】

私自身が、過去に実際に体験したお話です。
皆さんも転職先を探す際に、これは大事と何か決めて転職先を探していると思います。
私の場合は、前職で残業が多かったので残業時間が少ない所を探していました。

残金時間については、求人情報に大体の場合で「平均残業時間」か「月平均所定外労働時間」と記載されていると思います。
どちらも同じ意味となりますが、この残業時間があくまでも「平均」であることの注意が必要です。
算出方法は、厚生労働省の資料にもありますが単純に「平均残業時間=時間外労働時間/労働者数」です。

https://www.mhlw.go.jp/general/seido/roudou/jikan/dl/subsidy_worktime4_7.pdf

では、例として下記の2ケースを見てみましょう。

1.「10(Aさん)+10(Bさん)+10(Cさん)+10(Dさん)+10(Eさん)+70(Fさん)=20(会社全体の残業時間)」

2.「20(Aさん)+20(Bさん)+20(Cさん)+20(Dさん)+20(Eさん)+20(Fさん)=20(会社全体の残業時間)」

上記の2つですが、中身を見ると値が全然違うのに、結果は同じですね。
平均値なので、このような結果となります。
「2」の場合は問題ないと思いますいが、「1」の場合はどうでしょうか。
Fさんが、月に70時間も残業していますね。

ここで、簡単な問です。
問:「転職した先で、Fさんの仕事を引き継いで欲しいと言われたら?」
答:「\(^o^)/オワタ」

残業時間については「平均」だけを見て判断せずに、しっかりと中身を確認した方がいいです。
嘘付かれるので、難しいですけどね。

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