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私にとってはたらくとは “その時の自分が大事にしていることが、反映されるもの”

メンバーが喜んでくれる顔を想像しながら書いてみます

パナソニック × note × Voicyで、投稿企画「#私にとってはたらくとは」を開催します!|note公式|note

パナソニックの石黒と申します。現在note様・Voicy様とご一緒させていただき、投稿企画を開催しております。本企画を盛り上げるべく、微力でも力になれればと思い、私も記事投稿をしたいと思います。

公になにかを発信することは、どちらかと言うとちょっと苦手意識があるのですが(笑)、今回の企画を盛り上げようと奮闘しているパナソニックのメンバーの顔が思い浮かぶと、そんなこと言ってる場合じゃないなと、投稿企画に参加することで、メンバーのみんなが少しでも喜んでくれるかもと思ったら、むしろ書こうという気持ちになってきました。

自分が仕事で関わる誰かが喜んでくれる、笑顔になってくれるというのは、ささやかかもしれませんが、とても嬉しいものです。今回のテーマ「#私にとってはたらくとは」、メンバーの喜んでくれる顔を、想像しながら書いていきたいと思います。

ご自身にとっての「はたらく」を一言で教えてください

一言で表現する難しさ

あなたにとって、「はたらく」を一言でいうと、なんですか?
一言で表現するって、本当に難しい。

「生きる」を一言でいうと、なんですか?
「遊ぶ」を一言でいうと、なんですか?

のように、哲学的な問いにも感じられ、その言葉から連想され、イメージされるものが多様にあるからこそ、一言で表現しようとすると、なかなかまとまりません。

ただ、時間をかけながら、自分にとって、大切にしている価値観や、大事にしたい思いなどを振り返りながら、言語化し、「これはちょっと違うかなぁ、これはイメージ合うな」とか、自分なりに取捨選択をしていくと、今の自分にとって、優先順位が最も高く、研ぎ澄まされた結晶のような表現が現れてくることに、ちょっとずつではありますが、手応えを感じます。

毎日考えているわけではなく、かつ、いかようにも答えることの出来る問いに対して、今の自分が大事にしていることに向き合い、自己理解を深め、自分にとってしっくりくる言葉を選び、他者に自分の思いが伝わるような可能な限りシンプルな言葉で表現することの難しさを痛感します。

その表情を変えて、徐々にグラデーションとなっていく 「はたらく」ということ

今回のテーマ、「#私にとってはたらくとは」 について、最終的には、【その時の自分が大事にしていることが、反映されるもの】に着地しました。

ここからは、この一言にたどり着くまでに考えていたことを、サマリーベースにはなりますが、書かせていただきたいと思います。「はたらく」を一言でいうと、なんですか?に対して、考えてみたプロセスをご紹介できたらと思います。

<これまでの「はたらく」を振り返ってみる>
新入社員の時のわたし、にとっては、「はたらく」ということが、そもそもどんなことなのかがよくわからず、やりたいことも恥ずかしながら、これと言って明言できるものも無かったため、「はたらく」というのは、『はたらくことを通じて、自分がやりたいことを探し求めること』でした。配属後、「はたらく」ということを実際に経験していくと、今まで出来なかったことが出来るようになったり、次はこんなことをやってみたいと思えるようになったり、徐々にその解像度が上がっていくと、「はたらく」は、『自分自身を成長させるもの』という、表現に変わっていったように思います。

その後も、「はたらく」を積み重ねてきた、わたしにとってのそれは、『誰かの役に立てること』、『子供たちにより良い未来をつなぐこと』などということも加わり、その表情を次第に変えながら、グラデーションのように「はたらく」ということに対する捉え方、感じ方が多様に混ざっていきました。

このように、自分にとっての「はたらく」の移ろいを振り返ってみると、あることに気付きます。

いつの頃からかは正確にはわからないのですが、「はたらく」のベクトルが、自分から他者に変わっていました。自己成長も、今ももちろんその要素はあるのですが、それよりも自分にとって大事にしたいのは、自分の「はたらく」を通じて関わることのできた人たちのお役に立てること、月並みかもしれませんが、「ありがとう」と言葉をいただけるような「はたらく」をすること、自分の喜びよりも、自分以外の誰かが喜ぶ姿に、ささやかではあるかもしれませんが、小さな幸せを感じる自分に変わってきていました。

<いまの「はらたく」を考えてみる>
そして、今のわたしにとっての「はたらく」には、『人とのつながりを感じるもの』という要素が新たに、強く顔を出してきていたことに気付きます。

コロナ禍において、それまでは当たり前に感じていた人と対面で会うことが、会いたくても会えない、会うことを制限されるという大きな社会的変化が起こりました。コロナが発生して2022年で3年目になる中で、発生当時から比べると、行動制限も緩和され、出社あるいは通学頻度も増えた中で、オンラインでしばらく直接会えていなかった人と、久々に会うと、なんだか嬉しく感じ、やっぱり人と会うっていいなぁ、と感じたのは、私だけではないのではないかと思います。

そういった『人とのつながり』を感じることで、一緒にはたらく仲間がいるって幸せなことだなと改めて思いますし、仕事は一人ではできないことや、できたとしてもできる範囲は限られることも痛感します。自分一人よりも皆で何かを成し遂げたときには言葉にならないような充実感や達成感があるなということも含めて、ことあるごとに『人とのつながり』の有難さを感じています。

きっと、各々に支え、支え合いながら、『人とのつながり』が常にそこにありながら、世の中の「はたらく」は、成り立っているのだろうな。その『人とのつながり』というのは、そのつながりの量よりも、その質が良質であればあるほど、その関係性の中に身を置いた環境での、自己成長や他者貢献に対する意欲の向上、失敗を恐れず一歩踏み出す挑戦心の発揚、自分の居場所があることを感じる心理的安全性、前向きなキャリア観の醸成などに、つながってくるものなのだろうなと思います。

今回の投稿企画への参加は、自分の歩んできたキャリアを振り返りながら、その都度感じていた「はたらく」を掘り返す貴重な機会となりました。【その時の自分が大事にしていることが、反映されるもの】として、自己理解が深まったように思います。

・『はたらくことを通じて、自分がやりたいことを探し求めること』
・『自分自身を成長させるもの』
・『誰かの役に立てること』
・『子供たちにより良い未来をつなぐこと』
・『人とのつながりを感じるもの』

これからのキャリアを紡いでいく中で、また「はたらく」ということに対する一言表現の内容が移ろっていくのだろうなと、自分の価値観がどう変化し、数年後は、どんなことを最も大事にしているのか、どんな自分がそこにいるのかを楽しみにしながら、日々の「はたらく」をより良いものにしていきたいと思います。

さいごに

不慣れな記事投稿ではありまして、読みにくく、わかりにくいところも多くあったかと思いますが、お読みいただきありがとうございました。メンバーのみんなが少しでも喜んでくれるといいなと願いながら、筆を置かせていただきたいと思います。パナソニック×note×Voicy 投稿企画「#私にとってはたらくとは」、皆様からのご投稿をお待ちしております!

※2021年に、投稿コンテスト「#はたらくってなんだろう」を実施しておりまして、その際の「社員リレー企画」でも一度、記事を投稿させていただきました。もし、よろしければ、こちらの記事もご覧いただけますと、とても嬉しいです。


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