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地方移住者への接し方。

※地方・田舎が故郷で現在も定住している方に伺います。

地方移住に種類があるの知ってますか?

移住者の方が共感できたり、これから地方移住の受け入れを考えてる方(地域・団体)に参考になればと思ってます。


■ 地方・田舎の方に見て、感じて欲しい事。

まず、地方移住って色んなパターンがあります。

★Uターン・・・生まれ育った故郷から進学や就職を期に都会へ移住した後、再び故郷に戻って移住すること。

★Jターン・・・生まれ育った故郷から進学や就職を期に都会へ移住した後、故郷にほど近い地方都市に移住すること。

★Iターン・・・故郷とは別の地域に移住すること。

実際にこの【移住のカタチ】を知らない方って本当に多いです。

そもそも地域によっては観光情報のWEBサイトは多くあるのに、その土地の移住に関するWEBサイトが本当少ないです。

特にIターンです。そこら辺の市内を引っ越す程度じゃありません。

定住者は『なんで移住して来たの?』って必ず聞きますよね?

聞くんだったらまず先に色々調べて欲しいです。

なぜかと言うと移住者にとって、新しい地域でのコミュニケーションは結構デリケートな問題です。

定住者に聞かれたら、しっかり答えて理解して欲しい部分と、簡単に説明しすぎて誤解などされたら困るなって思う部分など色々考えてから話します。独身であれば自分だけの考え意見で話せるんですが、家族で移住してくる事もありますので、そ場合は根掘り葉掘り最初から聞くのは移住者側にとっては結構警戒心を抱きます。

しかも移住して間もない時期だと役所の手続き、引越しの片付けなど色々大変です。その中で移住者も必死に馴染もう・受け入れてもらおうと頑張ってるので、ほんの少しだけ【相手の立場になって考え】てくれたらって思います。

色んなお店の場所説明や、オススメ情報など親切にしてくれることに感謝の気持ちはもちろんあるんですが【誘うタイミングが大事】

まずは生活環境が整って、色々落ち着いた時にそっと声を掛けてあげてください。

知らぬ土地で仕事や生活を成り立たせるために移住者は凄く考えて、事前に地域のことや県民性のことなども調べてから決断するので、地域によって方言や風習の違いなど、定住者にとって「あたりまえ」の事が移住者にとっては「特別なこと」の場合もあります。

私は、定住者一人一人の接し方で移住者の「安心や今後の生活・仕事への自信」に影響してくると考えています。

そして【働き方改革】や【リモートワーク】の波が強くなって来ている今、地方移住を検討されている方が増えてきているので事前にしっかり理解や、受け入れ態勢を整える事が今後の地方に必要な事と思います。

一度その土地を嫌ってしまうと、なかなか戻ってきてはくれませんし、インターネットが普及していますのでデメリットばかり拡散されてしまいます。

小さな取り組みから始めたり、情報発信しないで、『田舎はいいですよ〜』『安い空き家あります!』とか小手先ばかりでは長く定住してもらえません。

大事なのは、地方が移住する前の人達にその土地での仕事や生活を【イメージする事ができる】情報が必ずある事だと思います。

そして地方移住をして失敗している方の大半の意見は【県民性の問題】でした。

例えば『田舎の環境に不満はなかったが、その地域の人柄や接し方に限界を感じた』・『同じ日本なのに海外にいるかの様に感じた』です。

地方を離れる理由が賃金の低さや、環境の不便ではないんです。

この問題が軽減されれば地方に移住してくれる【家族や若者たち】の可能性が増え活性化に繋がるのは一目瞭然。

今後、高齢化がもっとスピードを増しあらゆる災害も増えてきます。

地方・田舎は今より危機的状況になり、色んな対策に対応しきれなくなります。

その時には【人間(日本人)である以上、助け合いは必要不可欠】



貴方の周りに地方移住してきた方がいないですか?

もし居たら【相手の立場で考えていますか?】

地方移住した方には様々な理由があるので、程よい距離感で接してください。







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