【76日】同じクオリティを提供しようとしていてはダメだ。自分がやる意味を考えよう。

こんばんは!

毎日続けるためにはある一定の決まりを仕込んでおく必要があります。その1つがこのカウントダウンです。数字がつながっているので、1日でも欠けてしまうと見栄えが悪い。その気持ちだけで継続するモチベーションになっています。

さぁ、2月も後半になってきました。中川ドクターです。今日も始まります。


先日、久しぶりにセミナーの講師を依頼されて引き受けました。柔整師さんたちへのセミナーです。

テーマは『子供を怪我から守る勉強会』

とても大切なことであり、今すぐ動かなければいけない様なテーマです。
同時にこれは病院や医師だけでは対応できない分野なのです。

与えられたセミナーの内容は『小児整形外科医の診察方法』

約2万5千人はいる整形外科医の中でも、本業として小児を扱っているのはおそらく1%もいないでしょう。その貴重な小児整形外科医が自分の普段の仕事内容について伝える。

これだけ考えると何を話しても良いかなとも思うのですが、伝え方に非常に悩みました。

それは、医師のやり方をそのまま真似しても結果が伴わないからです。

診察が仮にできたとしても、治療の方針が全く変わってきます、そもそも医療機関として、病院と接骨院でのやれることが違うのです。

そこを同じ方法でやろうとしても上手くいきません。

かと言って、自分は接骨院の仕事内容をそれほど詳しく理解できているわけではないので、詳しく指定したアプローチはできません。

どうしたものか。。。今回はなかなかパソコンを開けませんでした。


そこで考えついた方法。


まずは自分のことを持ち上げる



どういうこと??って感じですが、、、

先ほど説明した小児整形外科医。本当に貴重な存在で、まったく出会えない都道府県もあります。その話を聞くのは内容うんぬん関係なく、まずは存在を知ってもらうことの方が重要です。

その次。


手伝ってあげるからガンバレと応援する



これもよくやる手ですが、

自分を使ってもらって良いので、できることをやってもらう。その上で、お互いに力を合わせて地域の小児医療を支える。そういう体制を作るのがベストです。

オンラインでこれでもかとつながれる様になってきたので、どうせなら初めての講師に対しても自分の思っていること、不安なこと、症例のことを伝えてみようではないかという試みです。

対患者さんだけで考えるのではなく、それぞれの役割を活かして必要なことをする。そのときに必要なのは職業や資格、肩書きではなく、まわりの人との関係性だと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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